【揺花草子。】[#4167] ホントに思ってるわけではない。
Bさん「世界3大レースの1つに数えられるル・マン24時間レースですがね。」
Aさん「おぉ。うん。」
Cさん「この前開催されたわね。」
Aさん「そうでしたね。6月10日から11日にかけてでしたよね。」
Bさん「F1 にはそこそこ明るいけど、
他のコンペティションはかなりからっきしなぼくら。
ル・マン24時間が組み込まれている WEC についても
普段から追いかけているわけではないし、
仕組みも良く分かってなかったりする。」
Aさん「ふむ・・・。」
Cさん「でもね、今年のル・マンは100周年だし、
フェラーリが50年ぶりに復帰だしで、見どころが多かったわ。」
Aさん「ほほう・・・。」
Bさん「と言うわけでせっかくだしと言う事で、ル・マンを観る事にしたの。
我らバーキン家は安定のアマプラ会員だから、
アマプラビデオ経由で J SPORTS を楽しめるわけ。」
Aさん「ほほう、そうだったんだ?」
Cさん「14日間体験でその後課金だけどね。
でも J SPORTS は WEC 以外にも SF だったり SUPER GT だったり
色んなレースを中継・配信してるから、
これらを追いかけるためには加入の価値もあるかもとも思うわ。」
Aさん「なるほど。」
Bさん「で、話を戻してル・マン24時間です。
ここ数年はトヨタが連勝していて圧倒的な強さを見せていた。
欧州勢の復権をかけてフェラーリが50年ぶりの参戦。
ポルシェも復帰を果たし、トヨタ包囲網を固めていったわけだ。」
Aさん「んん。」
Cさん「今年は100周年と言う事もあって
大会前からいろいろ盛り上げようとしてたみたいだけど、
レースそのものも随分面白かったと思うわ。
昼夜問わずの断続的な雨が数多くのハプニングを生む
立役者になったわね。」
Aさん「トヨタ車もリタイアしちゃったんですもんね。」
Bさん「そうだね。
細かい話は置いておくけど、ざっくり言うと
可夢偉選手が乗るトヨタ7号車がイエロー区間で減速したところ
後続車に追突されてしまったと言う感じ。
とっぷりと日が暮れた後だったし雨だったしで、
クラッシュの原因には事欠かない感じだったね。」
Aさん「おぉ・・・。」
Bさん「結局レースはかなり終盤までもつれたんだけど、
レースの大部分をリードしたフェラーリ51号車が
最終的に追いすがるトヨタ8号車を押さえ、見事優勝を飾った。
フェラーリにとってはル・マン復帰初年度、50年ぶりの参戦で
素晴らしい結果を残したと言う事になるね。」
Aさん「んん!」
Cさん「もちろんね。大会直前に課せられる事になった
レギュレーションにない謎の BoP が課せられた事は
日本のファンを中心に非常に批判が大きいし、
その点は正直私たちも納得しかねるところがあるけれども、
それでもやっぱりほぼノントラブルで走り切ったと言う結果は
優勝に値するものだったと思うわ。」
Aさん「んんー・・・そうですね・・・。
トヨタに 37kg、フェラーリには 24kg のウェイトハンデでしたっけ?」
Bさん「そうだね。優勝したフェラーリ自身も
トヨタ程じゃないにせよ重量増加を課せられているのは事実でね。
それでも可夢偉代表も言ってたけど
『お前らは速いんだから別にこんぐらい積んでも良いじゃん』
みたいな感じで課された根拠のないウェイトハンデはやっぱり
興行重視の姿勢かなと言わざるを得ないかなとも思う。」
Aさん「まあ・・・難しい問題だねえ。
それをぶっちぎってでも勝ってくれればカッコ良かっただろうけども。」
Cさん「でも2位だって素晴らしい結果よ。
優勝したフェラーリと同一周回に残ったのは
最終的にはトヨタ8号車だけだったわけだしね。」
Aさん「おぉ。」
Bさん「それでも、やっぱり、あの BoP はちょっと受け入れがたい。」
Aさん「うーん・・・。」
Bさん「これだからフランス人は。って思ったよ。」
Aさん「え、自己批判?」
そう言う言い方は筋が悪いぞ。




