【揺花草子。】[#4094] 買い支える。
Bさん「昨日はたまたま
美少女だけど元ひきこもり自宅警備員まひろちゃんの話が出たから
先日無事アニメも完結した『おにまい』の話でもしようかね。」
Aさん「おぉ。うん。」
Cさん「私たちもこれまで何度か話した機会があったわよね。
いわゆる日常系ゆるふわ萌えアニメに類型化される同作だけど
観る人が観れば分かる実は完成度と言うか力の入れようが
ものすごい作品だわ。
正直このジャンルでここまでの作品って結構例がないレベルかなって思う。」
Aさん「そうですね。各所で話題になりましたよね。」
Bさん「作中では夏前のお兄ちゃん女の子化から中学へ編入、
中1の秋から冬まで、そして2年生に上る前の春休みまでが
描かれたよね。」
Aさん「うんうん、そうだったね。
最終話は春休みを利用して小旅行だったよね。」
Cさん「そうね。
作中では『銅山温泉』ってなってたけど、描画モデルは
ご存知山形県の銀山温泉だったわね。」
Aさん「そうでしたね。」
Bさん「ナカPは昔あの辺りに行った事があるらしくって、
アバンの時点で『あれこれ描画モデル銀山温泉じゃね?』とか、
最後に出てきた電車は『快速湯けむり号のレトロラッピングじゃね?』
って気付いたんだって。
アニオタ特有の特定スキルの高さがキモいよね。」
Aさん「酷い言い方!!!」
Cさん「この温泉回、原作では単行本2巻収録で割と前の方なの。
原作ではまだその頃まひろちゃんは中学編入前だから
みよちゃんやあさひちゃんは登場してなかったのね。
アニメでは原作のエピソードでカットされるものも結構あったから
この温泉回もカットかなと思ってたんだけど、
まさか最終話に持ってくるとは、その上みよちゃんやあさひちゃんも
ちゃんと混ぜてくるとはやるわね!と思ったわ。」
Aさん「おぉ。」
Bさん「そして ED では春・新学期を思わせるカットが。
そんな中に原作では5巻以降に登場するボクっ娘なゆたんや
ちとせ先輩の後ろ姿も描かれたよ。」
Aさん「ふむふむ。」
Cさん「まあ総じて冬クール指折りの良作であったのは間違いないと思うわ。
となるとやっぱりここでおしまいは残念って声も上がるわよね。」
Aさん「まあ・・・それは、そうでしょうねえ。」
Bさん「Twitter なんかでもね、最後になゆたんが後ろ姿だけ、1カットだけ
登場したという事も相まって
『これはもう2期フラグでは?』みたいな意見も見受けられる。」
Aさん「たしかに2期できるなら観たいなって思うよね。」
Cさん「まあでも、最終話ラスト付近に原作のその先のキャラを
チラ見せするって手法は割とよくあるやり方なのよね。
最近で言えば『阿波連さんははかれない』でも
ラストにりくちゃんが登場したりしてたし。」
Aさん「そう言えばそうでした。」
Bさん「夢のない話をするのであれば、
いくら Twitter なり何なりで『最高だった』とか『2期希望』とか
つぶやく声が多かったところで、
ぶっちゃけビジネス的には大した影響は及ぼさない。
やっぱり円盤や関連リリース物をしっかり購入するとか、
各種サブスクの配信サービスで再生回数を伸ばすとか
そう言う直接的に利益になるような行動、資金を回して行く行動を
視聴者側が積極的にしていかなきゃ
この先の展開にはなかなか繋がっていかないですよ。」
Aさん「確かに夢のない話だけど・・・
まあ、それもまた一面の真実ではあるよね。
お金を握ってる立場の人から言っても
売れるかどうか判らないものに資金を投入するのは二の足を踏むけど
『1期はこれだけの数字を立てました』って実績があれば
『じゃあ2期も』って話にはなりやすいだろうし。」
Cさん「そんなわけで『これ2期来るよね?』とか『2期希望!』とか
大して役に立たん事をつぶやくくらいならまず円盤を買いなさいと
既にBlu-ray BOX 上下巻をビシーッとオーダー済みの
我々バーキン家は強く言いたいわけよ。」
Aさん「オーダー済みなんですね!!! さすがとしか言えない!!!」
Bさん「それに円盤では湯気が消えるかも知れないしね。」
Aさん「そんな売り方する!!???」
それを確かめるためにみんなもオーダーするんだ!!!




