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俺は、今日、みんなから、嫌われる予定だった・・・・・・
だが、みんな俺を見てもなんとも思っていなかった・・・・・・
「一体どうなっているんだ・・・・・」
俺は、この光景が理解出来なかった・・・・・・
すると後ろから声を掛けられた。
「おはようーどう?びっくりしたー?」
東雲の、声だ・・・・・・
「てめ、なんのつもりだ?・・・・・・」
俺は声を掛けてきた主の、顔は見たくなかったので正面を向いたまま反応した。
「そんな乱暴な言葉使いは良くないなー」
東雲は俺の言葉使いを注意してきた。
だが、俺にはもう関係ないこと・・・
だから東雲に言ってやった・・・・・・
「はぁ?別にいいだろう。俺はもうお前のしもべでも、なんでも無いんだから」
「そんな冷たいこと言わないでよー私、泣いちゃうよーしくしく・・・」
俺は、東雲の言動で気づいた・・・・・・
東雲は、俺をバカにしている・・・・・・
俺は聞いてみた。
「お前、俺をバカにしているな・・・・・」
「うん!そうだよー!だって、隼人は私の可愛い可愛いペットだもん!」
東雲は、否定することなく堂々と認めた。
俺は、東雲の言葉を聞き俺がさっき言ったことを忘れていると、思った・・・・・・
なので、東雲に、確認してみた・・・・・・
「おい、お前のさっき俺が、言った俺の言葉覚えているか?・・・」
「えぇ、もちろん!隼人がもう私のしもべではないと吠えていたことでしょ」
東雲は知っててあんなことを言っていた・・・
俺は、そんな事を知って思った・・・・・・
もう、東雲のおふざけにはうんざりだ・・・・・・
俺はそんな事を思った。
なので俺は東雲に言った。
「もういい。結構だ・・・・・・・」
「ちょー、待ちなよー」
俺は、もう東雲に関わりたくない・・・
「・・・・・・・・・・・・」
俺は東雲を無視し距離をとろうとした。
だが、そんな俺の姿を見た東雲は俺を脅し始めた。
「あれー?良いのかなー?あの秘密をこんどは学校中ではなく一ノ瀬さんだけにばらそーかなー・・・・・・」
以前とは異なる脅しだ。
以前は学年中にも ばらまくと言っていた。
だが、今に なって なぜ一ノ瀬だけに?・・・・・・
俺は東雲に聞いた。
「なぜ、一ノ瀬だけに言うんだ?・・・・・・」
「そ・れ・はー 昨日一ノ瀬さんに秘密を言えなかった隼人のためだよー!」
「な、なぜそれを・・・・・・・・・」
俺は東雲が言った事に疑問を感じた。
確か東雲はあのときにはもうその場にはいなかったかず・・・・・・
なのになぜ、こいつは知っているんだ?・・・・・・
俺は考えた・・・
そして俺はある可能性に気づいた・・・
まさか・・・・・・・・・
俺は聞いた。
「お前、あのあと俺たちの話を盗み聞きしていたな?」
「ウフフどうだろ?・・・・・・」
東雲の反応を聞いて分かった・・・
こいつは絶対聞いていた・・・・・
俺は、疑問から確信に変わった瞬間激怒した。
俺は、東雲の方を振向き東雲の胸ぐらを掴んだ。
「お前!!!」
俺は、声荒らげた。
だが、胸ぐらを捕まれた東雲はなんとも思っていなかった。
なぜなら東雲は、少し困ったように言ったからだ・・・
「ほらほら、落ち着きなよー私達すごく目立っているよー」
「チッ」
俺は東雲から手を離した。
そして俺は言った。
「ここじゃあ、ろくに話が出来ない。だから今日の放課後屋上に来い。」
俺は、ここで話し合うことは出来ないと思った俺は東雲を放課後呼び出し願わくばこの件に、けりをつけることにした。
そして東雲も承諾した。
「えぇ、分かった。楽しみにしているよ・・・」
この時の東雲は、本当に楽しみにしているようだった・・・・・・
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