12
俺は頭から火が出るほど恥ずかしかった。
そんな俺を見ていた東雲がいじってきた。
「あれれ?隼人、顔まっかだよ~」
俺は東雲に殺意が芽生えた。
だから言ってやった。
「てめぇ後でぶっ殺す・・・・・・」
だが、東雲はそんな言葉を言われても何とも思っていなかった。
東雲は俺を見下すように言った。
「ほぉーやれるもんならやってみせてよ~?」
はぁ?殺せるわけないだろ!
だってお前は有名財閥の令嬢たぞ
そう、俺には東雲は、殺されるわけがない・・・・・・
そう思った俺は冗談と言った。
「冗談です・・・・・・」
「だよね~」
東雲は当然でしょと言わんばかりの態度を取った。
俺は正直、正直言うと東雲を殺したかった。
そう思っていると一ノ瀬が声をかけたきた。
「ねぇ、竹中くん。」
俺は急な一ノ瀬にビックリした。
「はい!なんでしょ!」
そんな態度に構わず一ノ瀬は俺に質問してきた。
「そ、その・・・私のこと好き?」
まさか、そんなことを好き人から言われるとは思わなかった!
俺はここぞとばかりに正直に答えた。
「は、はい!」
すると一ノ瀬から以外すぎる提案を言われた。
「あのさ・・・もしも、もしもだよ私が付き合ってもいいよて言ったら付き合う?」
俺はまるで夢を見ているようだった・・・・・
いや夢だろ!
俺は完全に夢のなかだと思ってしまった。
なので俺は答えた。
「は、はい喜んで!」
そんな言葉を聞いた一ノ瀬が思いっきり、踏み切ったことを言った。
「じぁ、付き合おうか・・・」
俺はなにを言われているんだ・・・・・
俺はついに死んだのか・・・・・・
そのくらい思うほど一ノ瀬の発言は、衝撃的だった。
俺は聞き間違えもあると思いもう一度確かめた。
「えぇ、今なんて・・・・・」
そんな俺に一ノ瀬は頬を膨らませながら怒った。
「もう!もう一度しか言わないからね」
そして一ノ瀬は同じ事を言った・・・・・・
「そ、その私と付き合おうか?」
俺は急展開すぎる内容に思考が追いつかなかった。
そのせいだろう。
俺はつい流れ的にOKの返事をしてしまった。
「は・・・・・・はい・・・」
「じぁ決まり、これからよろしくね隼人」
一ノ瀬は俺の手を握握りながら言った・・・・・
俺は一ノ瀬の柔らかい手の感触が伝わった。
その瞬間全てがシャットアウトした。
「ああああ一ノ瀬さん・・・・・・」
俺は気を失った・・・・・・