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電子狐になりまして  作者: きつね耳モフモフ
開始編
94/106

聖夜に向けて

特別企画。と言う訳ではありません。

 まず最初に。 空中に舞い上がった雪玉が

あの後どうなったかと云いますとですね。

お手玉だか足球宜しく皆で楽しく?空中散歩状態を経て。


 無事に鍛冶場近くの斜面に着地致しましたですよー。

尚空中で蹴り入れたりしてたのはドラゴン娘さんらです。

素の機動性は鳥以下な筈じゃなかったんですかー!?


 まぁ彼女らだって飛ぶ努力はしてますしね。

鳥さんプレイヤー達には飛翔持続力だかは劣ってるとしても

空中格闘戦ではその内互角以上にはなるかも知れませんがね。



 着地した雪玉からは状態異常で氷づけになったりした

プレイヤーさんやら例の獣人NPCや私やらが助け出された

所までいいんですが。

 

 残った雪の塊をどうするのかな?と思ってたら  

悪乗りしたドラゴン娘さんらがきゃっきゃと笑いながら、

丸焦げの丸太とか運んで来て人海作戦で成型してたと思ったら。


 あっというまに巨大な雪だるまになってました。

目の部分に嵌ってるのは・・・黄色い南瓜か何かでしょうか。

あれはどっから調達して来たんでしょう?謎です。


 流石に真っ赤なバケツとかは無いので赤い布の帽子を

頭に引っ掛けたり赤い肩掛け引っ掛けてますけど?

あ。これひょっとしなくてもサンタさんだったんですね。!?


 地上の方では真っ赤なお鼻の鼻カバーをした

トナカイプレーヤーさんらが木の橇を引っ張ったりして

遊んでいます。頼めば載せて貰えそうですが我慢ガマン。


 因みに私めもお約束の如く解凍組の中の一匹なので、

纏めて温泉モドキで大人しく解凍中の身にございますので。

ちゃっかりカピバラさんなプレイヤーも湯に浸かってますが。


 解凍が終了したらログアウトして唐揚げでも買ってきますかね。

ついでにケーキとかも買って来てもいいかも知れません。

ゲームの中での飲食だけだと余計にお腹空きそうですしね。


 現実世界も聖夜を迎えるに当たってかなり賑やか、です。

彼氏でも側に居ればもっと楽しかったりするんでしょうけどねー。

今日の所はぷち贅沢して仮宿でまったり過ごしますか。

いやぁ、実はクッキーなゴーレムとか出現させてどったんばったんなレイドな話にでもしようとは思ったんですが、どぅしてこうなった。

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