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電子狐になりまして  作者: きつね耳モフモフ
開始編
93/106

山下りは命がけ!?

これもやっぱり定番のネタ

山麓の森を坂歩き抜けて白銀の世界へご到着。

雪原の飛行場では今日も鳥さん達が空高く舞ってます。

飛行場の手前を歩くこちらは半分近く雪に埋まってますが。


 結構な重量があるらしい元囚獣人さんは重みで

足場を雪固めしつつ前進してせいなのか鈍いのです。

その内冷え過ぎて氷漬けになっちゃいそうですね。


「一旦雪面に浮上させてやった方がいくない?」

「いやいやいや、どうやって持ち上げるのよ!?」

「無論、自力でさ。例えば・・・こぅ泳がせるとか。」


 とボディランゲージでどうやらせるか解説する引率役。

クロールとかバタフライ?ぽい動きしてますけど

雪山遭難の時の緊急避難法か何かですか?


 まぁペンギンみたいに五体投地させた上でなら

有効な移動方法だとは思いますが、ちょっと不安です。

なんせ相手は完全なロボットとかじゃないんですから。


 えっと。どういう事か?と言いますとですね。

イヤイヤしたりこちらの予想を越えた行動をするという

不確定要素が行動に含まれているからです。ナマモノですし。


 案の定というか、インコだかなプレーヤーさんの

録音物真似による『命令』に従って雪の上へと躍り上がった

彼だか彼女はつんのめったかの如く雪面で前転し。


 あっという間に先行していた私らをも巻き込んで

ゴロゴロと巨大な雪玉となりつつ斜面を下り始め、

そしてガレ場の岩をジャンプ台にして空中に飛び出したのです。


 やっぱりこうなるオチなのねー!?

当然落ちる先も水場だったりしますので安心を。

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