山下りは命がけ!?
これもやっぱり定番のネタ
山麓の森を坂歩き抜けて白銀の世界へご到着。
雪原の飛行場では今日も鳥さん達が空高く舞ってます。
飛行場の手前を歩くこちらは半分近く雪に埋まってますが。
結構な重量があるらしい元囚獣人さんは重みで
足場を雪固めしつつ前進してせいなのか鈍いのです。
その内冷え過ぎて氷漬けになっちゃいそうですね。
「一旦雪面に浮上させてやった方がいくない?」
「いやいやいや、どうやって持ち上げるのよ!?」
「無論、自力でさ。例えば・・・こぅ泳がせるとか。」
とボディランゲージでどうやらせるか解説する引率役。
クロールとかバタフライ?ぽい動きしてますけど
雪山遭難の時の緊急避難法か何かですか?
まぁペンギンみたいに五体投地させた上でなら
有効な移動方法だとは思いますが、ちょっと不安です。
なんせ相手は完全なロボットとかじゃないんですから。
えっと。どういう事か?と言いますとですね。
イヤイヤしたりこちらの予想を越えた行動をするという
不確定要素が行動に含まれているからです。ナマモノですし。
案の定というか、インコだかなプレーヤーさんの
録音物真似による『命令』に従って雪の上へと躍り上がった
彼だか彼女はつんのめったかの如く雪面で前転し。
あっという間に先行していた私らをも巻き込んで
ゴロゴロと巨大な雪玉となりつつ斜面を下り始め、
そしてガレ場の岩をジャンプ台にして空中に飛び出したのです。
やっぱりこうなるオチなのねー!?
当然落ちる先も水場だったりしますので安心を。