表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
電子狐になりまして  作者: きつね耳モフモフ
開始編
30/106

荒ぶる後発隊

先発隊より厄介なんです!?

 草原を抜けて再び森の中へと後発隊と共に進む。

そろそろ野犬が出てくるエリアとなる。

彼らは徒党を組んで現れるので脅威度はそれなりに高い。


「『ピィーっ!』「敵が出たよー!!」」先行してた

子鹿な人が警戒音を出しつつ皆に注意を促した。

良く通るその音は彼ら鹿系の特殊スキルの一つだったりする。


 こちらに向けられた鹿の白いお尻は森の中では目立つから

敵が大体何処へんに居るかも検討が付きやすいのは有難い。

対象を狩るかどうかは暫定PTリーダーが最終的に決めるけどね。


「野犬3体確認。お前ら速やかに奴らを殲滅せよ!!」

「「おっしゃーー!素材を寄越せーっ!!!!!」」」

「わー!?出来るだけ毛皮を傷付けずに倒してくれっー。」


 後発隊には居残ってた生産職な人達も居たりするから

余り無理は出来ないんじゃ?と思うかも知れないけど

実はそうでも無かったりする。生産職の方々ってけっこー怖い。


 共すれば暴走しがちな彼らにPTリーダーが神経を擦り減らしつつ

麓の村へと確実にその歩を進めていく。

ポニーにも満たない子馬達が曳く簡易な荷車は素材の山で既に一杯だ。


 あの荷車は流石に里からのレンタル物品ではあるけれど、

現在は有限の『ストレージ』しか持たない私達には有難い存在だ。

既に元は取ってるとは思うけど、結構重そうだね。曳くのも大変そう。

流石に通り過ぎた後はぺんぺん草も生えてない様な状態では無いとは思いますが、短期決戦型の先発隊よりもある意味飢えている連中が多かったみたいです。鑑定とかは後回しで兎に角回収、これ大事。って奴ですかね。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ