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電子狐になりまして  作者: きつね耳モフモフ
開始編
22/106

初クエストその③

カエルといったらお約束のアレ

 ここに出でたるは『ミミズ』さん。私はまず右前足でぶっ叩く!!

「ベシ!」『ミミズ』の頭上に出現したライフバーの緑色がちょっと減った。

今度は左前足で「ベシベシ。」と連打しライフバーの緑色も2段階で減っていく。


 犬系の打撃は基本肉球パンチ。狐さんもそこは同じだ。

これが猫さんなら爪を立てて引っ掻く感じになるらしいけれどね。

ニョロニョロと身体をくねらせ暴れ出す『ミミズ』に追撃して一気に倒す。


 止めの右前足による踏み付けで『ミミズ』は動かなくなった。

戦闘ログに経験値が表示されるも1匹程度じゃレベルアップなんてしない。

倒した『ミミズ』は『素材』にする理由も無いのでこのまま埋めちゃおうかな?


 かくして『薬草』を枠内一杯に採り終える頃には『ミミズ』やら

『バッタ』やら『カエル』とも遭遇しまくりましたですよ。

出てくる傾向的に採取ついでに掘り起こしてるっぽい気がしないでもない。


 そう言えば、プレイヤーではない『ネズミ』さんとかはまだ出ないですね?

と小首を傾げなら辺りを改めて見回してみると、

灰色のヒヨコさん達が『ミミズ』の引っ張り合いをしてたりと微笑ましい。


 まぁこっちは『幼体』ですし、『成長期』だか『成体』の動物相手じゃ

苦戦するのは目に見えてる。『カエル』に顔に貼り付かれた時には悲鳴上げたし。

ゲコゲコ喚くカエルには逃げられちゃいました。残念!

初心者向けの場所に成体のでっかい動物とか魔物なんぞ放り込んだらそれこそ阿鼻叫喚でしょうしねー。

匙加減が難しいです。


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