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電子狐になりまして  作者: きつね耳モフモフ
開始編
19/106

出撃前に

活動開始です

 ≪深森(ディープフォレスト)≫という名の始まりの地は

賑やかだ。スタート地点付近は相変わらず触れ合い動物園と化し、

メインの通りでは何処の町でも見れる様な光景が広がっていた。


 それは、NPC=ノンプレイヤー達による生活光景。

お店の店員達が『動物』だったり『獣人』だったりするもの、

基本的な事は変わらない。但し、『武器屋』は見当たらない。


 どうやらここは『原始の森』と呼ばれる森の奥に位置する

小さな『里山』扱いらしい。名前からして≪深森(ディープフォレスト)≫だもんね。

本格的な装備が手に入るのは森を攻略し終わってからかな?


 でも、チュートリアル空間出るまでに皆に支給される

雀の涙程度の『お小遣い』じゃ対した買い物が出来ないのは分かってる。

既に立ってるプレイヤーの屋台じゃぼったくられるだけだろう。


 てか『!』なポップを掲げているおっさんな犬獣人のNPC周りに

出店者がポップ出して陣取ってるからある意味バレバレだけどね。

時間喰いたくない連中はなけなしのお金払ってアレ買っちゃうかも。


 早速NPCに話しかけて、クエストを受注する。

「そこな『狐』っこ。すまんが『薬草』を採って来てくれんかね?

代わりにこの『初心者用採取ナイフ』を貸してやろう。」


「『薬草』はこの『里』のすぐ外で採れるんだがな。最近は

『魔物』もうろついてるからくれぐれも無茶はするんじゃないぞ?」

と『初心者用採取用ナイフ』をNPCな犬獣人が念押ししてくる。


 受け取った小さいナイフをイベントリに収納してみたら、

腰辺りにくっついてる様に見えるという謎仕様だった。

これって括り付けてあるていう表現のつもりなんだろうか???

いよいよ初クエスト!まだほぼすっ裸状態ですがそこは『ケモノ』ですし。次回辺りから戦闘描写入れていきます。

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