表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
電子狐になりまして  作者: きつね耳モフモフ
開始編
11/106

犬であり猫でもある

よーやくやってきました種族バレ!

 さらに色んな犬の姿を想像している私を無視しつつ、

『それでは、次に貴方様の種族を確認致しましょう。』

と『リリー』が次なる説明に入る。


『貴方様の種族名は『ステータス画面』で確認出来ます。』

んもぅ。分かってますって。どうせ『イヌ科』とかって言う風になってるんでしょ?

モフモフ玉とか異世界風な名前になってたりするかも知んないけどさ。


『後で決まり文句等は変更する事も可能ですが、ここは一つ、

  『ステータス・オープン!』と宣言してみて下さい。

    貴方の目の前に『ステータス画面』が出現致します。』


 はぃはぃ。お約束、お約束っと。

では。とっととクエストを進めてしまいましょう。

 『ステータス・オープン!!』


 ポン!と言う音と共に、半透明の『ステータス画面』が出現した。

子犬っぽい私の現在のアバターの顔写真っぽい物の横には

私の名前欄と現在のレベルと種族名と性別と右の隅に◎のみが載っていた。


     名前:無し

   現在のLV:01   ◎

    種族名:キツネ(幼体)/♀


 ・・・。えーと。右の◎が『ステータス』の詳細画面?

へのショートカットなのは大体予想は出来るんだけどさぁ。

 種族名:キツネって。私、『犬』と『猫』両方の特性持ってるって事?


 ある意味『レア』じゃん。やったね。日本人てば狐さん大好きだもんねー。

私将来モテモテじゃん。尻尾モフられまくるんだ。うんうん。

って、私が素直に喜ぶと思うかーーーっ!?


 やだー!モフモフなワンコとか、ツンツン感じの猫な方がいいーっ!!

とジタバタと駄々っ子の如く地面を転がりまくる私を前に

ふよふよと『リリー』が次の動作に入るタイミングを図っていた。

種族名:キツネの中身に関しては次回に回します。ホントはコギツネにしたかったんですが、デフォルトな種族名としてはおかしいのでキツネ(幼体)にしてみました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ