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電子狐になりまして  作者: きつね耳モフモフ
おーぷん β
105/106

鏡の裏側から観た世界

突然ですが エイプリルフール企画です。

    どうしてこうなった

 人間というアバターは実に不可思議な存在である。

例外もある仕様だが殆どは二足歩行で歩かされる。

かくいう私のアバターも例外なく二足歩行な訳ではあるが。


 年の頃は乙女心とやらで秘密になっているが

そこは課金等で変更可能なので余り気にはしていない。

加齢現象は私達“ヨツアシ”よりかはかなり緩やかなのは確か。


 ジョブとかいうモノはセンモンガッコウセイとかいう

詰め込み型の役割特化型の職に付けるというヒヨコ組。

幼体程では無いがたまにピヨピヨとか鳴いたり歌ったりする。


 彼らニホン足が我らの様な存在と違って体毛が薄く、

服と呼ばれる色とりどりな装いで着飾れる。

だからか他のプレイヤー達は競う様に服を入れ替えている。


 このげえむの歴史は古く、今もなお細かいアップデートが

重ねられている。そのうち宇宙にも進出出来るだろう。

ただこのアバターの世代で達成出来るかは微妙だが。


 私は今日もこのげえむにログインする。

生活ルーチンとやらはほぼ毎日やらないといけないが、

このニホン足の一生をしゅみれーと出来るのならば。


 それもまた悪くはない。


 黒い子狐は自らの巣穴の中で一匹ほくそえむ。

さぁ、今日はナニをしてアソボウかな? 


もしこ子狐側がリアルの世界で文明が同程度かそれ以上だったらこうなるかなー?と考察してみました。

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