それは偶然か必然なのか
嵌めて倒すは王道、ですよね?
私は引き続き緑のアスレチックな天然森なエリアで、
悪戦苦闘中です。徘徊してるオークに見つかってからは
逃げまくりの一手ですが。ひぃひぃ。
滑っては落ちて水たまりに嵌まるはもはや当たり前、
『フワモコ』補正で攻撃を躱せた事もありまするが
暴発は暴発でしかないのでやってやりましたよ。ついに。
何をって戦闘中にシステム・チェンジを敢行致しました。
これが私の現在使える『奥の手』でございます故に。
宣言文句なんぞはまだ設定してありません。
私が現実的にやった事は空いてる『手』を使って、
『フワモコ』をONからOFに切り替えただけなんですけどね。
急なシフト・チェンジは極力お控え下さい。的な。
現実空間の方で薄着になってた理由はこれなんです。
例えVRメット被って寝てるだけとは言っても
激しい運動をVR内ですればその分汗はかいちゃうから。
平地であれば『獣走』とも称されるソレは
天然森なアスレチックな現場じゃ単なる悪足掻きですが、
接地力だけならば大幅に上がる訳でして。
よりアグレッシブな動きとなった子狐が、
猫の如く舞い踊り、オークの一撃一撃を躱しまくる。
そしてさらなぬ追撃を躱した子狐はと云うと。
打ち下ろされた棍棒とその上の緑な腕を駆け上がり、
踏み台代わりにオークの後頭部蹴って大ジャンプっ!!
哀れオークはつんのめり、地形嵌めに成功致しました。
後はちょっと、手助けして上げるだけですね。
具体的には『フワモコ』ONにして背中の上で飛び跳ねるだけ。
流石の敵勢NPCも地形破壊は無理ですしね。ほーれゲシゲシ。
散々落ちて水攻めにあって来たので、ここは一つ
オークを代わりに水たまりに落っことそうかと
思っただけなんですけどねー。まさかそれで倒せるとは。
まぁ偶発的な事故ですので詳細はアレですが、
太り過ぎ良くない。とだけ言っておきましょうか。
残念な音がチーン。と鳴り響かなかっただけマシでしょ。
オークが光の粒に還るのを呆然と見送った私には
レベルアップと同時に『分化』を促すお知らせが
ピコンピコンと視界の隅で踊るのでした。
今回は偶然でしたが地形嵌めは流行り過ぎると運営さんに修正されると云う。さて、分化先はどうなる事やら




