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零也と対面1

「あの?このクラスに零也って人、いますか?」

「えっと…零也くんですか?なら、特別室にいると思いますよ?そうだよね?」

「うん…そうだよ〜」

「ありがとう…」

特別室?特別室なんて、この学校にあるのかしら…。

えっと…あった。特別室…。

「失礼します‼︎えと、零也さんいますか?」

何この部屋…ゴシック見たいな部屋だわ…教室なのかしら…。

「零也って、僕ですけど…何か用でしょうか…?」

「あの、あなたの名前を呼んでいる子が保健室に運ばれたの‼︎だから、早く来てくれる?」

「もしかして、花音さんが?早く行かなくては…」

花音…あの子の名前…かしら…。あまり、似合わない気がするけれど…。


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