俺の秘密の犯人探し
俺は新垣 大河15歳。
神崎高等学校に通うごく普通の高校生だ。
そして、俺には姉と妹がいる。
姉の名前は新垣 佑佳17歳。
彼女は頭もよく、学校ではみんなの憧れもの。俺とは正反対だ。
それに比べ、俺の妹 新垣 梓13歳は、中学校の成績で下から5位くらいの成績である。だが、運動神経だけはよく、学校の先生から「お前の頭は筋肉だけでできているのか。」と言われたらしい。
まぁ、こんな生活は平凡だが、俺の姉は、すごい趣味を隠していたのである。
それは去年の10月、俺が中学校から帰ってきて冷蔵庫から飲み物を取り出し飲んでいた時のことだ。
冷蔵庫の中に何かこう硬い箱のようなものが入っていた。何だろうと思ってだしてみると、それは18禁の文字が書かれたゲームの箱だった。俺は飲んでいた飲み物を吹き出した。「な、なんなんだこれは!?」
これは男達がよくやるようなエロゲーとかいうやつだ。俺はエロ本は持っているが、ゲームは買ってもらえない。しかも、その箱の裏には、13000円の文字。
「た、たけぇ!?」
こんなものを持っているのは・・・家族の中にはいないはずなんだが・・・。
「もうどうなってんだ!?」
俺は犯人を探すことを決意した。