02等価交換
…………「はっ、ここは…?」
気づくと俺はどこかもわからないほど広くて何もない空間にいた。
すると突然目の前に女神のような人が現れた
「あなたは一体?」
「わたしは女神ルーキュス。あなた様の生前の行動を観察していました。」
「生前‥だって、やっぱり俺はあの時に…」
「はい残念ながら。しかしあなたのおかげであの子供は無事ですよ?」
そう言うやいなや目の前に映像が映し出された。これは俺が飛び込む瞬間だろう。
その映像を見る限りしっかりと子供は助かっていたようだった
「それは…よかった…でも!うちのクロはどこへ…?」
「クロ様も今頃はあなた様と同じように我が使いの天使により保護されておりますのでご心配なく」
その言葉を聞いた時俺は安堵の表情を浮かべた
「よかった、でもこれから俺たちは一体どうなるんです?」
「あなた方には異世界に転移してもらいます」
「異世界に転移だって!?」
俺の頭は錯乱状態に陥っていた
「もちろんタダでとは言いません。ご一緒にクロ様をお連れいただくことを特別に許可しましょう。さらに特別にこの中から好きなスキルを一つ選んでください。そちらを差し上げます」
すると突然ルーキュスは本を取り出し、地面に広げた。するとそこからスクリーンが表示された
「スライドで操作することが可能です。気に入ったものがあればタップしてもらうと譲渡完了です」
俺は早速操作を始めた
剣術 武闘 毒耐性 移動速度上昇 火属性 錬金術… などいろいろあった
しかし俺が一つ心から引かれたスキルがあった。俺は何のためらいもなく画面を押した
すると突然地面が開いた。下は見えなかった。どうやら空中だったようだ
「わぁぁぁぁ」「ご武運を!」
おい、今この女神笑顔で落ちる人を見捨てたぞ!?あいつ女神失格だろ
そんなふうに考えている間に地面と衝突した。




