修羅場そして、命の危機
「あなた!!その女は、いったい。誰なのですか!…」
「パパ―!その人?だぁれ……?」
そんな声が、背後から聞こえてきたので…
振り向くと。
レスイーナと、娘が立っていた。
(ゲッ!? しまっ…た!?? 僕としたことが、
二人が、近づいている。事に、全く気づかないなんて!!!)
(……いったい、、何をやっているのかしら…?
昔の貴方なら、すぐ気づけたはずよ…。
それなに、今の貴方と来たら………)
(わかったから…今は、今だけは、説教しないでくれっ!)
(はぁぁ…わかったわよ。今…は、勘弁してあげるわ!)
(ありがとう……)
(フンッ!)
「貴方達は、いったい…。何をコソコソと、話しているんですか!!」
「そうよ。パパ!!ママが居ながら……」
「ち、違うんだ……」
「何が、違うのかしら……?話してくれるわよね?」
「あ、はっ…はい!!も、もちろんです。」
僕は、2人に、正直に話すことにした。
(『あーあ、まったく。情けないわね……
こんな男に私も含めて、惚れていたなんて……
まぁ、未だに好きだけど……』)
★★★★★★★★★★★★★
「というわけで、ティティは、昔からの知り合いなんだ…!!」
「そうなのね……疑ってごめんなさい。」
「ごめんなさい…!」
レスイーナと娘は、僕に頭を下げ謝る。
そんな二人を見て。僕は、許すのだった。
「貴女、レイスの昔の仲間だったのねッ!
そうならそうと、言ってくれてもよかったのにぃ………」
『だから私は、最初から、言っていたじゃない。』
(えっ!?)
『(何かしら…?その、えっ!?って)』
(いやぁ〜、そんな事は……無いけど…)