ちょっと怖い話
このエッセイはホラー要素があります。苦手な方はご注意ください。
こんにちは。
これはフィクションではなく現実にあった怖い話です。皆さん、テトロドトキシンという毒物をご存知でしょうか?
これを使う殺人事件が多数起こった時代がありました。テトロドトキシンは結構怖い毒物で。飲まされた人間は大脳だけが死んでしまい、仮死状態になります。すると見かけは亡くなっていても何時間か経つと。
その人がむくりと起き上がり夜な夜な墓場を歩き回るという……。
これだけ言うと皆さんの中にはお分かりになった方もいらっしゃるかもしれません。
そう、この毒物を飲まされて殺された被害者の成れの果て。現代で言うゾンビの基になっていると言うのです。まあ、私からするとゾンビは殺人事件の被害者が基になっているのを知っているので。世間の方々みたいには面白がる気は毛頭ないのですが。
テトロドトキシンはフグ毒でもあります。ただ、先ほど言った説はあくまでも仮説らしいので真偽はわかりませんが。
……あんまり怖くはなかったかもしれません。それでも涼しくなれたらそれでいいかと思っています。お読みいただき、ありがとうございました。