~終わりの始まり~
空は崩れ落ち、地は割れ、人々は叫び項垂れる
その時僕は、こう思った「こんなに簡単に今まで普通に暮らしてきた、世界が消えて行ってしまうのか。」
と。
目が醒めると、そこは見慣れた部屋の天井だった。僕は少しの疑問を持ちつつ階段を下った。
あれは、何だったんだ?
そう、確かに僕は、世界が崩壊する瞬間を見たんだ。
リビングに着くと、お母さんがいた。
いつものように、朝食を作って待っていてくれたのだ。
あれから、少し時間がたった。学校へと歩いている途中、ふとあの地獄絵図が頭に浮かんだ。
すると、頭に一つの日付がよぎった。
【3/15】
それが、今年なのか、来年なのかそれよりもっと後なのかは、分からないがもしかしたら、
これが、この世界が終わるときなのではないかと思った。
【世界の終わり】それは、誰もが来るとわかっているが誰も見たことのないワンカット。
それがいつ来るかどんな風に起こるのかそれを、知る人間はいなかった。
私は、【魔女】魔界から現世に、干渉できる唯一の存在。
その力を使い一人の少年に、一筋の希望を託し、世界の崩壊の一場面をみせた。
そう、あの世界を守ってもらうために....。
あの体験から、数日たったある日、僕に手紙が届いた
そこには、こう書かれていた
拝啓 世界を救えるただ一人の少年様
いきなりのお手紙失礼いたします。
私は、貴方に世界の崩壊を見させた者でございます。
少々強引な手ではございましたが、あれしか方法はなかったのです。
時間がないので、手短にお伝えいたします。
貴方に、世界の崩壊を見せたのは、その世界を救ってほしいからなのです。
いま、地球には、隕石が向かっています。
貴方にお見せしたイメージは、その隕石が衝突した後の地球です。
どうか、どうか地球をお守りください
魔女 イマネスコ
手紙を読み終えた後
僕は、頭が真っ白になった
こんな、短く、駄作な小説と言えないような作品を読んで下さりありがとうございます。
作者のariaと申します。
これからこちらの作品何話になるかわかりませんが、ゆっくりと書き続けたいと思っています。
そして、この回のように少しづつの投稿となってしまうと思われますが
新人で、右も左もわからない作家ですので、何卒宜しくお願い致します。
この物語に目を通してくださった全ての方に感謝を込めて
aria