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レール

作者: 白子うに

運命の至る場所へ続くレール


生まれた時に鳴り響いたベル


「なにが使命だ」己に問いかける


ゆらゆらと揺れているのは


瞼を閉じた 君の顔


交わることなく


限りなく近づいて


必死に手を繋ぐだけ


精一杯の生命にたどりつける場所はどこにある?


応えは決まっているなんて 聞きたくないからやめて


切符はとっくになくした


捨てる勇気はなかったから


運命の至る場所へは そんなもの必要ないの


大音量でイヤホンを鳴かせてあげよう


僕の代わりに奴らに教えてあげなくちゃ


「ここにいるんだ」問い返す


ひらひらと舞い落ちる青い蝶は翔べずにいる


レールが続くことは 悲しいことではないのです


運命の至る場所へ


また僕は歩いてく


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