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ホラーメーカー  作者: 千厩万里
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第1章  自我を持った -3



 社交的で友達が多く、頭も良くて皆をまとめるのが上手い。学園のアイドルであり生徒会長でもある君香には、ひっきりなしにメールが送られてくる。今この瞬間でも30通以上。しかも見ているそばから、また送られてくる。





 他愛のない友達からの雑談メールもあれば、各クラブからの行事に関する質問もあり、受験や就職についての相談、教師からの通達もある。雑談のメールにいちいち答えてたらキリがない。深夜までメールし続けることになる。なので、必要な連絡事項や真剣な相談にのみ答えて、あとは一回だけの返答にしておく。そして家に帰って夕食を食べた後は、もうスマホは見ないことにしていた。でないと受験勉強に集中できないからだ。




 そのためにも、帰宅途中の通学路で、できるだけメールをチェックしておきたかった。ほとんどはただの雑談メールなので、サッと目を通して、とばし読みしていく。





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