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リア充計画(仮)  作者: 詩音
3/3

隣の席(仮)

「はいは~い!そこ騒いでないで早く前向きなさい!HRはじめるわよ」


白石先生が僕たちの方を見て注意してきた。


まったく、だから隣なんて嫌なんだ。そんななか隣から妙な視線を感じた。


「…………(ジーッ)」


なんか僕見られてるぞ。


「…………(ジーッ)」


気にしない気にしない。


「…………(ジーッ)」


き、気にしない。


「…………(ジーッ)」


「な、なんですか??」


僕は我慢できなくてしゃべりかけてしまった。


「あなたは非リア充ですかぁ?」


「ぶっ!!!」


何をいきなり言い出すんだ!!


「YESですかNoですか??」


「な、なんですか…?」


「YESですかNoですか?」


何なんだこいつは!!

転校していきなりこんなこと聞くやつがいるか!?


「YESですかNoですか?」


まだ聞いてくるぞ!!

変人なのかこいつ!?


「そ、そりゃYESですよ。」


また負けてしまった……。


「やっぱり!!!!!」


「ぶっ!!!!」


なんだやっぱりって!!さすがに失礼だろ!!!


「な、なんでそんなこ―――」

「ほ~ら。またそこ騒いでないでちゃんと先生の話しを聞きなさい!!」


僕の声を打ち消すように先生が注意してくる。


「では、これでHRを終わりにします。1限目の準備してね~」



やっとHRが終わった……

今日はやたらと長く感じた。その瞬間――


ゴトッ


何か音がした。どうやら変人が何か落としたようだ……

しかし僕はその落とした物に目を見張った…!!


タブレット状のものに大きな字で「リア充計画(案)」と書いてあった。


なんだリア計画って!!!

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