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天才科学者と皇子  作者: 藤堂葵
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組織クラッシャーとサタン

サン:黒幕のことをある人物の手から手紙を託される、リオが気になる


リオ:黒幕について細かく調べている、サンが気になるアンドロイド


ムーン:ある人物と偶然公園で逢い相談を受け謙信にその人物に協力をする、キサラが気になる


キサラ:アンドロイドある人物と毎日逢うことが気にくわないが世界平和のための我慢している


サタン:世間的に悪の科学者と呼ばれているが実は意外に楽観的、とても賢くおかしいと感じアンドロイドであるはずのミソラに発信機と盗聴器を仕込み組織に気づき協力者を探していた


リオラ:キサラを演じてきたクラッシャーの中佐


クラッシャー:現在の国王スサノが作った組織世界を自分の物にしようと企む


スサノ:オアシスの国王、前国王を殺し今の地位に付くが血が薄いため手に出来なかった物も多くある

口が滑ったことに冷や汗を流すキサラ


キサラは慌てる


実はユリアもまた組織に殺害されていた


サタンは知らない


姉が床下に眠っていることを・・・


「では国王である父上を殺したのを知っててなぜ、お咎めがないんですか?今の王であるスサノも知ってるのでしょ!?」


時が来たと思いサタンは話す


「いいえスサノ王は知りません、第一アンドロイドの私では証言にならないでしょうし、証拠も掴めないので」


キサラは内心汗がダラダラになりがらボスの言葉を伝える


「ではガイヤは、誰が裁くんですか!!」


サタンは泣き出しそうになりながら叫ぶ


心ではスサノがしたからだろと言い


「坊ちゃま貴方が裁くのです!!貴方の力があれば可能ですよ、偉大なサタン様!!」


キサラは心ないことを言う


そもそもミソラはミソラではなくボスの妹であるオウカの二十歳の頃のクローンに過ぎない


アンドロイドミソラもまたモデルはオウカである


ミソラに欠陥が見つかり排除しなくてはならなくなり


クローン人間を作って欲しいと国からの要請によりガイヤ・アマテラスが作った


悪のため利用されることも知らずガイヤは協力したのだ


スサノの悪巧みに気づき動いてると勘違いしたスサノはガイヤを消すため、サタンの両親の敵の話をでっち上げたのだ


そもそもスサノ自身が手をかけたというのに


そうスサノは国を手にするため前国王を殺めた


まだ幼い跡取りには無理なのは周りにも分かっていた


遠縁ではあるが王の血族であるスサノが王代理になった


二年後病でサタンは死んだことにしてスサノが玉座に着いた


此処までは順調に彼の思惑通り事が進んだ


だが国の金は動かせなかった


血の薄いスサノには開けることが出来なかった扉


王族だけしか開けることの出来ない扉


スサノは仕方なくアンドロイドミソラを送り込み悪へと教育することにした


王族である事をスサノは、サタンに話していなかった


だが彼の血が知っていた


ミソラことリオラは汗があふれ出す


「ミソラ君はアンドロイドだよね?アンドロイドは汗をかく君はいったい誰だい!?」


まぁ九年前から気づいてたけどね


心でそうつぶやき



「最近噂で聞いたんだけど、どうやら僕は悪の科学者と言われているらしいね?それも君達が背けたの?何を驚いてる!?誰も信じるなと教えたのは気味だろ?それからこの子達が居れば僕に敵はないよ?」


サタンはカムイ隊をちらつかせる


「なっ何の話か私にはわかりません」


リオラは焦って応える


「僕はいつまでも操り人形でなんかじゃないよ」


彼は不適に笑う


九年前に出会った少女に不思議なことを言われたサタンは真実に気づく

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