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恋人  作者: ねこ
2/2

雨はまだ降っている。

「何か用・・・ですか」

「何もないと来ちゃ・・・ダメ?」

「いや、もう付き合ってるわけじゃないし。」

「付き合ってないと来ちゃだめなの?」

沈黙が続いた。完全に負けた。

確かに、相手が自分のことをトモダチだと思ってるかもしれないし。

特に何かあるわけでもないし、まあ良いか。お茶でもだそう。

「もう、新しい良い人できた?」

「まあ・・・ぼちぼち」

元恋人は、棚の上にあった写真を手に取った。

「この人?」

「ああ、そう。」

「ふーん。・・・いいな幸せそう」

「・・・そっちは?」

「・・・なんだろう。あなたと別れてからいろんな人と付き合ったんだけど、・・・長続きしなくて。あはは、おかしいでしょ?」

「そんなこと・・・ごめん」

なんだか申し訳なくなってしまった。

「まだ・・・好きなのかも。・・・君のこと」

そう言うと、相手は立ち上がった。

そのまっすぐな視線から目が逸らせなくなってしまった。

まさか・・・

と、思ったら不意に相手が笑った。

「あはは、うそ、嘘だよ」

嘘?ああなんだ。そうか、そうだよな

別れてほしいって言ってきたのも、あっちだし。

・・・なんだろう、この残念な感じは。


「そろそろ帰るね。雨も弱くなってきたし」

外を見ると、雨に激しさがなくなっていた。

「うん、何もお構いしないで」

「全然。突然来ちゃったし」

ガチャリとドアを開けた。

「じゃあ、また」

「うん。じゃあ」


2,3歩歩いたところで、元恋人が振り返った。

「お幸せに」と言いながらにっこりとほほ笑んだ。

その笑顔は、まるで太陽のようだった。

文才がなさすぎます・・・。すみません<(_ _)>

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