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恋人  作者: ねこ
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激しい雨音と、眠気のせいでチャイムにしばらく気付かなかった。

重たい頭を起こして、玄関へ向かう。

というか、ここまでチャイムを鳴らしても反応が無ければ、普通帰るのでは・・・。とか思いながら、相手への申し訳なさと、起こされたとの腹立たしさとで心が複雑の中、ドアを開けた。

気象庁は台風が近づいているとか言っていた気がする。そんな中の訪問客だ。ガチャリとドアのカギを開け、ゆっくりとドアを開けた。

ドアの前に立っていたのは、自分よりも背が少しばかり小さく、茶色の髪をしていた。

その姿に見覚えがあった。元恋人だ。

その訪問客に驚いてしまった。なんせ、この大雨の中だ。

なぜこの人が?何の目的で?

全く見当がつかなかった。

「久しぶり。どうしたの」

3か月ぶりに会った元恋人は何一つ変わっていなかった。

「別に。・・・入ってもいい?」

「え、あぁ・・・どうぞ」


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