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詩全集

見て呉れ

作者: 那須茄子

言の葉が浮かぶ水面鏡


そこに些細な戯言一つ


ぶつかり波を押し出す



心を掬いだす


安堵したため息



虚空に響かせて


信じていたはずの


親友を置き去りにする


私が見てきた全てを否定するかのように



ひび割れた冷たいなにか


知らずのうちに押し付けていた


私は傲慢にもそれを


悲しい言葉だと決めつけていた





言の葉が浮かぶ水面鏡


そこに些細な虚言一つ


ぶつかり波を吐き出す



心を汚し


堪え切れなくなったため息



暗闇に響かせて


信じていたはずの


世界を置き去りにする


私が見てきた全てを肯定するかのように



ひび割れた冷たいなにか


知らずのうちに押し付けていた


私は傲慢にもそれを


優しい言葉だと決めつけていた



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