第十九話 大輝初任務編 ダンジョンと‥‥謎の男?
駄文ですが何卒よろしくお願いいたします。
冒険者チーム暁の剣と大輝がダンジョンに突入して順調に進んで‥。
「うわっー!!」
「ダイキ!!」
「く、首がしまー!」
「待ってろ!今助けるべ!‥獄炎斬!!」
「魂の底に宿る氷の刃よ、凍てつく氷晶の輝きを放ち、世界を凍結させん‥アイス・ソード!!」
「あっち!!冷てえ!!」
一行の先頭に立った大輝は触手がまるで無数にあると思わせるような植物型の魔物に絡まれて花に大きな牙が生えている口に危うく捕食されかけそれを助けようとが魔法を付与した技で植物型モンスターを攻撃をした。しかしその際にあまりの技の威力に大輝は巻き込まれたり。
またある時は
「やべ!?囲まれた!?」
次の階層では無数の虫のモンスターに囲まれて身動きが取れなくなった。それでも必死に剣を振るう大輝虫のモンスターを数体は倒した。
「ダイキ!今助けます!‥無尽の雷霆よ、天空に踊り狂え!サンダー・シャワー!!」
そんな大輝を助けるべき魔法使いのヘクターは雷属性の中級魔法を詠唱し唱えた。虫のモンスター達と大輝の頭上には暗雲が立ち込め魔法陣が次々と出てくる。
大輝は
「おい!なんか気のせいかなワイも含まれそーーあんぎゃあああ!!!!」
魔法陣から雷が現れ広範囲に広がり次々と虫たちを雷を浴びれさせるしかし‥大輝もモロに食らってしまった‥。
※※※
「あー痺れた‥‥なんか筋肉がピクピクするわ‥。」
「貴方‥‥本当に大丈夫?」
周りは雷属性の魔法により黒焦げになった虫のモンスター残骸の中で大輝はしゃがみながら弓使いのレーナが心配そうに近寄る。
「んーなんとか。」
平静を装っているが大輝は近づいているレーナの香水の良い香りをええ香りや!と思っている。
「これを飲んでダイキ。」
彼女のポーチから数少ない体力回復、状態異常を回復するハイポーションを一つ大輝に渡そうとする。
「あーレーナはん。ホンマに優しいわ〜天使やわ‥さっきの事はホンマにかんにんな〜‥でも気持ちだけありがたく貰うわ。」
彼女の行為に対して礼をいいつつハイポーションの受け取りを拒否をした。
「?‥何を言っているの?飲まないと回復はしないわよ?」
「いやいや後数分間だけ休憩すれば‥何とかなるから‥。」
「?‥意味が分からない‥いいから早く飲みなさい!!」
「いやだからワイーごぼっぼ!?」
大輝が何かを言う前にレーナは無理矢理大輝にハイポーションを飲ませていた。
そんな二人のやり取りを遠くから見ていた他の三人は。
「‥何か変だよな?」
「んだな‥。」
「‥あのダイキという男‥我々の技を受けても無傷に近い状態ですね。」
三人の視線は本日加入したFランクの大輝に目を向いていた。
先程までに魔物に捕まり、モンスターに囲まれていた大輝。
そんな三人は出来るだけ大輝に当たらないようにしていたがしかしそれでも攻撃は当たった。
しかし巻き込まれながらも魔物、モンスターを倒す技を受けても何故かあまり傷を負っている様子もなく軽口を叩くほどピンピンをしていた。
「‥もしかして彼は我々の予想を超える逸材ではないでしょうか?」
「あぁ‥あいつ虫のモンスターに囲まれていた時に焦っていながらも剣の使い方‥まるで踊っているように見えた。そしてあの虫のモンスターの中に普通の冒険者でも中々刃が立たないと言われる"甲虫"を一撃で仕留めていたぞ‥しかも普通の剣で‥。」
「オラのとっておきの獄炎斬をまともに受けてもあまり怒りもせずにむしろ"気にすんな"と言われたべ‥普通なら大事故なのにそんなの気にもしない‥。」
三人はそう言いながら大輝の謎めいた能力に違和感を感じている。本当にこの男がFランクなのか?と思っていると。
「いや〜すんまへん待たせてもらって〜ほなきばっていきましょうや!」
大輝はハイポーションを飲みきって即座に回復したのかパーティーの荷物を持ちながら意気揚々とテンションが上がりながら次のフロワに繋がる道に歩んで行く。
その後ろにレーナが歩いてきて三人に近づく。
「レーナあいつはどう思う?」
メレディはレーナに問いかける。大輝に聞こえない程度のひそひそ話で話しかけた、
「ダイキの事?正直な所私はダイキの事は嫌い。」
嫌そうな顔をしているレーナ。
「言いますね‥。」
ヘクターは苦いをしている。
「‥でも私はダイキは冒険者として能力を鍛えて磨けばさらに上にいけそうだと思うわ。」
レーナは大輝の先程の並外れた能力と体力を見て率直な感想を呟いた。
「もしかしてオラたちよりも‥?」
「まさか‥それはないと思いますわ。私達暁の剣を超える存在は今の勇者達とこの大陸でも数少ないのAランクの冒険者達ですわ‥まぁ私達もこのダンジョンを踏破をしたらAランクは確実になりますけどね。」
レーナはテレシアにそう言う。冒険者チーム暁の剣も元々Fランクから始まり数年でBクラスになったが、その過程では過酷な依頼を達成して数多のライバルたちを競り勝ち苦労して勝ち取った物。
さらにAクラスになれば勇者ほどではないが大陸中の人々から称賛と名声、各国から寄付金が貰えさらにギルドからさらに拠点として屋敷や従者なども与えられる等の夢のような生活を待っている。
「まぁ何にせよ‥皆とにかくダイキから目を離すなあいつは‥‥あれ?」
「ん?どうかしました?」
「ダイキがいない‥?」
メレディは先程までこのフロワにいたな大輝がいないことに気づいた。
「えっ!?」
「まさか私達を待たずに次のフロワにそのまま進んだ!?」
「い、急げ!早くダイキに追いつかなくては!」
四人は急いで大輝が向かった次のフロワに駆け足で向かっていた。そんなに遠くないだか大輝から離れていけないと思い走った。そして一本道の廊下を走る次のフロワが見えてくる。
「ダイキ!お前勝手な行動はするー」
メレディは勝手な行動をし大輝に叱ろうとしたがフロワには誰もいない。距離的にはそんなに離れていないはずなのに大輝がいなかった。
「なっ‥!?ダイキは?あいつはどこに‥。」
四人はフロワの隅々まで見たがしかし誰もいない。
「!!‥メレディ!地面から何かが出でくるべ!」
テレシアがそう言うと地面から一箇所‥いやあちらこちらから何かが這い出てくる。
「防御円陣を組め!」
メレディはメンバーに伝えると同時にそれは這い出てきた。
腐臭が酷く腐肉だらけでかつては人間‥いや冒険者達だったと思われ今はダンジョンに縛られただ生者を襲う存在になったゾンビが現れた。そのゾンビの中には古びた刀を持つ個体もいる。
「今はダイキを探すよりもこいつらを倒すことに集中しましょう!」
「同感ですわ!!」
ヘクターとレーナはそう言うと同時にゾンビ達は一斉に暁の剣達に襲いかかってきたのであった。
※※※※
一方その頃大輝は
「ここはどこや‥?」
と怪訝な表情を浮かべていた。
次のフロワに向かう際に大輝は何かを踏んだ途端に光に包まれて気がついたら
当たり一面岩石だらけで気のせいか‥熱気が溢れるほど暑い所にいる。
「暑い。何やここは火山か‥‥‥ん?あれは人や。」
大輝は歩いていると前方に人がうつ伏せで倒れている。よく見ると背中には大輝と同じく大きな荷物を背負っている。
大輝は念の為に剣を抜き左手に持ち右手には鞘を持ちゆっくりと近づく。
音を立てずにゆっくり‥周りを見ながら警戒しながら近づく倒れているのは男だと気づく。
鞘で男の体を数度突いた。
「‥‥‥。」
何も反応がない。
「仏さんかいな?」
死んでいるのか?と思い大輝は剣を鞘に収め腰に戻した。
大輝は男の背中の荷物を外し仰向けの状態にした。
「‥あっ息はしとるな。」
胸を見ると上がったり下がったりと胸の動きとかすかに
呼吸音が聞こえる。
その男は金髪の短髪、頭に赤いハチマキをつけている。
よく見ると‥分厚い首輪が付けられている。
「これは奴隷ってやつかいな‥にしては‥奴隷にしてはいい体しとるわな‥‥って頭から血が出てるんやん!」
大輝が気づいたその男から額から出血しているに気づいた。
それは一部の赤いハチマキはさらに濃くなっている。
すぐに大輝は右手で男の額に近づけると光が男の顔を包み光が晴れると男の傷が塞がっていた。
「これで‥良し。後は起きるだー」
「ん‥‥ん?」
とその男が目を覚ましムクリと起きた。大輝は‥よく見るとけっこう美形やな‥まぁワイよりは下やけどな!と思った。
「おっ起きたか。兄ちゃん頭は大丈夫か?‥おっと!いきなり立ち上がるな!あぶねえ!!今は休め!なぁ?」
男はすぐに立とうしたが大輝はすぐに抑えた。
額【頭】を打った時は安静にしろと昔仲間からと言われたことを思いだした。
「水飲むか?ワイの言葉分かるか?」
大輝は男に言った。すると男は大輝に向かい頷きながらこう言った。
「俺は‥誰だ?」
と言ったのであった。




