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第十五話 大輝初任務 ギルドマスターと面談

駄文ですが何卒よろしくお願いいたします。


あの騒動から翌日カレリの街は大いに盛り上がっていた。

大型地竜の一つであり王国直々から依頼冒険者ランクC以上クエスト

トゥリィ・オオトカゲの討伐が達成されたのに皆歓喜していた。

この生物は昔からこの地方または隣国にも出現して森林の破壊、村々を襲撃、生態系のバランスを崩すほどの厄介な生物であり長年王国の騎士団、冒険者達を討伐隊を遠征させたが全く歯が立たなかった。

そんな中でカレリの冒険者ギルド所属の三人組チーム 黒鉄の狼


がトゥリィ・オオトカゲを仕留めたという事で街が彼らを偉業を称えているお祭り騒ぎの中で大輝は


「まぁ‥外はあれだけでも気にすんな。」


「は、はい。」


「‥‥」

外が喧噪喧しい中大輝と昨日の即席パートナーのリナは冒険者ギルドの奥のいわゆる執務室に呼び出されていた。執務室はあらゆる飾り、モンスターの剥製、絵が置かれている執務室そして何故か絵画の中に子供が描いたような絵が数点置かれていた。

二人の目の前にいるのは中年の男性スキンヘッドで強面の身長が大輝よりも少し大きい。


「さてと挨拶が遅れた。俺はこの冒険者ギルド蒼き炎の代表ベニート・ファルコだ。ベニートさんでもファルコさんと呼んでもいいぞ。」

屈託のない笑顔してくるギルドマスターしかしスキンヘッドの強面のせいか近寄りがたい雰囲気を醸している。例えて言うなら‥大輝の元いた世界、大輝個人が知っている暴力団関係者のよう風貌に見えていた。


「は、はいベニートさん‥‥。」

リナはその風貌を見てか少し震え上がっている。


「それで‥ベニートさん。ワイらに何ぞ御用でっか?次の依頼があるきに手短にお願いをしたいのやけど‥。」

大輝はそういう輩に馴れているのか目上‥しかも上司にあたる人物に対してずけずけという。

隣にいるリナは大輝の態度に驚いて唖然としている。

ベニートも大輝の発言に意表を突かれた少し驚いた表情を浮かべていたが直ぐに表情を戻し本題に入った。


「実はお前たちをここに呼んだのは他でもないお前ら昨日の採取依頼の際ににトゥリィ・オオトカゲ遭遇して籠に入っていた草物を置いてきた。それは間違いないな。」


「はい。」


「間違おらへんやねん。あれはワイもほんまに驚きましたわ。」

二人は肯定した。

トゥリィ・オオトカゲが倒れた現場には二人が残していったギルドから貸し出しをした籠の2つが置いてあった。


「そうか‥お前ら本当によく生きて帰ってきたなぁ。あれは歩く災厄と言われる地竜だぞ。」


「‥‥‥。」

リナは昨日のことを思い出したのかまたぷるぷると震えていた。


「ホンマに?ワイはそういうのは知らんから初めて知ったけど、あれはまずかったで‥。ワイら逃げ切れたのは日頃の行いが良かったんやろうな‥。」

大輝はおちゃらけに言いながらリナをチラッと見て震えている彼女の頭を優しく撫でた。


「しかし‥その"歩く災厄"と言われる地竜が黒鉄の狼が来たときには弱っていた‥いやむしろ瀕死の状態だった。」


「ほぅ‥。」


「結局は黒鉄の狼が息の根を止めた倒したのは事実あの地竜を倒した英雄は必要だ。‥‥お前らに聞くあの時に何があった?」

ベニートは真剣な表情を浮かべながら二人を見ている。

沈黙が流れだした‥が。


「‥‥くっくく。」


「?何が可笑しい?」

大輝は突然と笑みを浮かべながら。

「ベニートはん!流石や!そう実はかの大蜥蜴を倒したのは俺なんや!」

左手を上げ高らかに言う。

しかし

「いやそれはないだろう。Fランクのお前が‥そういう嘘はいいから冗談でも言っていいこと悪いことがあるだろうが。」

冷たく大輝に向かって言う。先程からふざけた態度に我慢できなくなっているベニートであった。

「あっ‥すんまへん‥。」

と意気消沈する大輝。


「リナ。」


「は、はい。」


「君はあの場で一体何を見た?」

ベニートはリナに優しく問う。まるで娘に優しく問う父のような姿。


「す、すいません。何も覚えていません。私あの時痺れてその後に眠ってしまって‥。」


「そうか‥。」


「まぁワイも痺れはあったんやけども‥なんとかリナちゃんを抱えて直ぐに逃げたやけどな‥。」


「おれは今リナと話している。横から口出すな。」


「す、すんまへん。」

またもや大輝は余計なことを言い叱られる。


「結局分からずしまいか‥まぁいい時間を取って悪かったなもう下ってもいいぞ。」


「は、はい。ありがとうございます。」

リナはベニートに頭を下げた。大輝は無言で礼をして執務室から出ようとする。


「ダイキ。」


「はい?」

部屋を出る前にベニートに止められた大輝


「そう言えばお前は貸し出した採取用のナイフがまだ返却されていないと受付のメイから報告を受けているんだが。」


「あー‥実はそれがどっかに失くしてしまって‥。」


「なんだと‥お前うちのギルドから貸し出した物の紛失届けを出していないのか?」

ベニートは呆れながらも言葉に少し怒気を込めて言った。

「すんまへん。紛失届を受付で書きよるさかいに堪忍つかぁさい。」

と大輝はその場の勢いで土下座をした。


「‥‥ちゃんと書けよ。後で弁償代銀貨一枚も支払えよ。」


「分かりました‥!直ぐに書きますさかい!」


「とっと行け。」


「は、はい失礼いたします‥!」


と大輝はその場から去った‥。少しだけ口元を尖らせながら‥。


大輝が去った後にベニートは自分の机の引き出しを開け一つの袋を出し見つめた。

袋の中身はトゥリィ・オオトカゲ倒された現場で見つけた刀身が砕け刃だけ僅かに残った炎の紋章が彫られた柄。

それは冒険者ギルド蒼き炎の紋章でもありギルドお得意の商会から受け取った唯一無二の採取用のナイフでもありさらにはその刀身の破片には魔力を使った痕跡が見られた。フレイムという火の付与魔法しかも上級クラスでは習得できない魔法の一つ。あの黒鉄の狼たちも覚えていない魔法の一つ


ベニートそれを見ながら


「まさかなぁあいつはFランク。俺のスキル【能力鑑定】では全体的に能力は低いはず‥。」

ベニートは先程の話し合いで二人を見ながらスキル能力鑑定を行った。

能力鑑定それはあらゆる者たちの能力とスキルを見れるという優れものである。

しかし先程の二人の能力鑑定では大輝よりもリナの方が能力とスキルの方が上であることが分かった。


それではあの二人以外、黒鉄の狼達の三人組が来る前に誰かがやってきて倒したのか?あのトゥリィ・オオトカゲを?一体誰に?


と思いつつベニートは袋を机の中に入れてしばらく椅子に座りつつこの件を深く考え悩んでいたのであった。















































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