表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/116

目覚めと電話

目覚めると病院だった。


医師から言われたのは2つ。

重度のうつ病ということと、

今日から入院生活をするということであった。


「ここまで自分の心の声を聞かない人間見たことがない」と呆れたような怒った様な感じで言われたのはちょっとムカついたので「私は大丈夫です」と言ったら、今度は般若の様な顔で「貴方は大丈夫ではありません。貴方には休みが必要です」と言われた。その顔が怖すぎてそれ以上何もいえなかった。


私からすれば、何いってんだ?こいつ…私元気だが…という思いであったが、言い返す勇気が出ない程の顔だった…めっちゃこわっ



それから、入院するにあたって説明を受け、沢山の書類に目を通してサインをした。部屋の希望が出せるということだったので、個室にした。お金には余裕があった。10年以上仕事漬けでほぼお金は使わなかったからだ。


102号室に入り、これからの事を考えていると、ふと我に帰り、仕事の事を思い出した。


「電話しないと」


そうだ…会社に休みを貰う電話をしなければ…有給は沢山あるはず…休めるのかな…電話…でんわ…


いろいろ考えて、番号を打ちコールが鳴る…prrrr「はいっ!異世界相談所のリオです!」

「?…はっ?」




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ