表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/116

ぶっ壊れた日

ぶっ壊れたその日は、起きた時から変だった。



何故か目が覚めると、涙が出た。

身体は痺れ上手く呼吸もできなかった。

耳鳴りが頭の中で響きわたっていたのに、

その他の音は耳に入ってこなかった。

視界もいつもより悪く見え辛かった。



それでも、身体は勝手に動いた。

顔を洗い、歯を磨き、化粧をして、スーツに手を通した。ヒールを履き、家を出て、車で仕事場まで行く。朝が早いこともあり、まだ信号は点滅している。いつもなら気が付かないところも、何故だか目がいってしまう。




そして仕事場に着いて、

上司に挨拶しようとして気付いた。






あれっ…声ってどうやって出すんだっけ?



それから、頭が真っ白になった。


最後に見たのは大嫌いな上司の驚き焦る顔だった。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ