プロローグ
これは主人公である浅間 圭が異世界に迷い込む1ヶ月前の話だ。
圭は普通に高校生活を送っているが、その時から圭が異世界に来ることを予測していた者がいた。その者の名はトウマという。
「もう俺と同じようなことにならないようにしないと。だけど、この子はもしかしたら…。とりあえず、俺にできることをするだけだ。」
なぜ、トウマはそう決意するのか。それはトウマは2年前に異世界に迷い込み、そのまま出られなくなった者だからだ。つまり、今は異世界の方で暮らしていることになる。そして、なぜ、トウマは圭が迷い込むことを知っていたのか?
さて、ここで圭の方に戻ろう。圭は何も知らずに高校生活を送っているが、圭は誰かに見られていた。
「お前が眠っている力を解放する時、迎えに行く。俺の配下として。待っているぞ、圭。いや、古き英雄・ミュサーナの生まれ変わりよ。」
その者は圭を狙っていた。だが、圭は自分が狙われてることに気付いていないのだ。
圭を狙っている謎の者の正体とは…?また、圭の奥底に眠る真実とは…?
そして、他にも圭を見ている者がいた。その者の正体とは、天の声として、圭をサポートする者だった。
「この者がいずれこの世界に必要になるであろう。この者の奥底に眠る力が…。」
この者は圭が来た後のはるか先まで見通していた。だが、どうして圭が必要になってくるのか?また、天の声の正体とは…?
―そして、1ヶ月後…
圭の身にその事件(?)が起きるのだった。