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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

御徒町樹里シリーズ

イケメン妖怪ハンターリックの冒険リターンズ5〜晴らせぬ恨みを晴らす僕ってカッコイイにゃんの巻〜(6666文字小説)

作者: 神村 律子

 リックは古今無双のスケべな妖怪ハンターです。


 今日も美人幼妻の遊魔を連れて、妖怪退治の旅をしています。


 しばらくして、また大きな町に辿り着きました。


「遊魔、お役所に行って、賞金が懸けられている妖怪がいないか、聞いてきて欲しいにゃん」


 いつものようにリックは遊魔をお役所に行かせている間に可愛い女の子がいないか探そうと企んでいました。


 早速、遊魔にメールをしようと思う地の文です。


「ち、違うにゃん! そんな事はしないにゃん! それにめえるって何の事にゃん!?」


 時代考証を間違えた地の文に切れるリックです。


「そうなんですかあ」


 クイーンオブ天然の遊魔は、リックを全く疑う事なく、お役所に行きました。


(今のうちにゃん)


 リックはすぐに行動を開始しました。狙い所は心得ているベテランのスケべですから、すぐに女の子がたくさんいそうな料理店を見つけました。


 でも、注文は多くはありません。


「いらっしゃいませ」


 その料理店は、お客がたくさんいるにも関わらず、給仕の女の子は一人しかおらず、あちこちから呼ばれて、目が回りそうな程忙しくしていました。


(キュンとしてしまうにゃん)


 仕事に熱中している女性を美しいと思う某泥棒さんと発想が同じのリックです。


「きゃっ!」


 女の子は運んでいた料理を転んで落とし、皿も割ってしまいました。


「シンシン! お前は何度言ったらわかるんだ!」


 厨房から鬼の形相で店主が出てきました。店主は倒れている女の子のおさげ髪を掴んで引きずり、奥へ行きました。


(シンシン……。とても人気者になりそうな名前にゃん)


 気になったリックは、厨房を見に行きました。


「お前は! お前と言う奴は!」


 店主はシンシンに往復ビンタをかまし、蹴飛ばしました。


「お許しください、旦那様」


 顔を腫れ上がらせ、口から血を流している状態で、シンシンは必死になって謝っていました。


(皿を割っただけであそこまでするなんて、酷い奴にゃん)


 リックは思いましたが、美しい女性がいたぶられているのを見るのが好きなので、しばらくそのままにしておこうと思う外道です。


「そんな趣味はないにゃん! すぐに止めるにゃん!」


 リックは厨房に乗り込むと、


「それ以上やったら、僕が許さないにゃん」


 店主に聞こえるか聞こえないかくらいの小さい声で言いました。


「こちらは関係者以外立ち入り禁止ですので」


 目が笑っていない顔で店主はリックに詰め寄りました。


「はいにゃん」


 強い者にはとことん弱いリックは愛想笑いと揉み手をして敵意のない事をアピールすると、厨房から逃げ出しました。


 その時、店主が更にシンシンを殴る音が聞こえました。


(どうして、あそこまでされてここで働いているにゃん?)


 シンシンさえよかったら、助け出して愛人にしたいと思うリックです。


 そしてゆくゆくは凶暴な遊魔と離縁をして、シンシンと仲良く暮らしたいと思っています。


 妄想が過ぎて、つい鼻の下が顎の下まで伸びそうになるリックですが、


「この町には賞金を懸けられた妖怪はいないそうですよ」


 遊魔が笑顔全開で現れたので、


「そうなんですか」


 心臓が壊れそうな程鼓動が早くなり、某お師匠様の口癖で応じざるを得ないリックです。


「ここでお食事にするのですか?」


 すぐにでも立ち去りたいリックですが、遊魔が嬉しそうに席に着いてしまったので、仕方なく戻りました。


「いらっしゃいませ」


 割れた皿とこぼれた料理を片付け終えたシンシンが注文を取りに来ました。


 口から出た血は拭かれていますが、殴られた頬は腫れています。


「大丈夫ですか?」


 事情を知らない遊魔が尋ねました。シンシンは弱々しく笑って、


「大丈夫です。転んで打っただけですから」


「そうなんですか」


 人を疑う事を知らない遊魔は笑顔全開で鵜呑み全開です。


「どうしてあんな乱暴な店主のところで働いてるにゃん? 君みたいな可愛い子なら、どこでも働けるはずにゃん」


 リックはセクハラ全開の発言をしました。ハリウッドの女優の皆さんに知らせようと思う地の文です。


「僕はカトリーヌ・ドヌーヴさんのファンにゃん!」


 意味不明な事を叫んで、自分は心神喪失状態だったと言いたいリックです。


「私は旦那様に借金があるのです。ですから、ここで働いてお返ししないといけないんです」


 シンシンは悲しそうな顔で告げると、


「ご注文をお願いします。無駄話をしていると、叱られますので」


 リックは店主が厨房からこちらを見ているのに気づき、


「お店にある料理、全部くださいにゃん」


 前回の仕事で結構稼いだので、太っ腹なところを見せました。


「畏まりました」


 シンシンはほんの一瞬、嬉しそうに笑って、厨房に戻って行きました。


「お前様、遊魔は嬉しいです」


 遊魔はリックが自分のためにたくさん料理を頼んでくれたと思い、喜んでいました。


「そうなんですか」


 実はそうではないので、苦笑い全開のリックです。


 しばらくして、次々に料理が運ばれてきました。


「いただきますう」


 遊魔は大喜びで料理を食べていきます。リックはそれに唖然としてしまい、ほとんど食べていません。


「仕事が終わったら、会いたいにゃん」


 リックは小声でシンシンに言いました。


「わかりました」


 シンシンはそう言うと紙を渡して、厨房に戻りました。


(何にゃん?)


 リックがそれを見ると、同伴は別料金になりますと書かれたメニュー表でした。


(まさか!?)


 その店は夜になると、シンシンに売春をさせているのです。


 思わずガッツポーズをするリックです。真の外道だと思う地の文です。


「違うにゃん! 僕はシンシンを助けたいんだにゃん!」


 必死に否定するリックですが、顔が欲望丸出しなのは気づいている地の文です。


「今日はお客がついたのか、シンシン。よかったな。でないと、今月も給金がないところだったぞ」


 店主が下卑た顔で言うのをリックは聞きました。


(本当に人間か、あの店主は?)


 店主に対する怒りよりも、シンシンとのあんな事やそんな事を妄想して、顔がにやけるリックです。


「お皿を下げます」


 シンシンが遊魔が食べ終えた皿を重ねて運んで行きました。


「あ!」


 リックは見てしまったのです。店主が厨房の入り口に油を撒くのを。


「きゃっ!」


 何も知らないシンシンはその油で滑って転び、皿を割ってしまいました。


「シンシン、そんなに皿を割っちまったら、給金がなくなるぞ」


 嬉しそうに告げる店主を見て、リックは激しく同意しました。


「違うにゃん! 激しく憤ったんだにゃん!」


 感情を捏造した地の文に切れるリックです。


「この町にも妖怪がいたにゃん」


 リックは真顔で遊魔に言いました。


「そうなんですかあ」


 遊魔が笑顔全開で応じたので、項垂れるリックです。


(何としても、シンシンをあの店主から助けるにゃん)


 そして、自分の愛人にするにゃんと固く誓うリックです。


「ば、バラさないで欲しいにゃん!」


 本音を見抜かれて、焦って地の文に切れるリックです。


 リックはシンシンに自分達が泊まる宿屋を教えると、遊魔と共に料理店を出ました。


(シンシンにできるだけお金を渡して、店主から解放してあげるんだにゃん)


 そこまでいい事を考えているにも関わらず、シンシンとのいけない妄想をしてしまうダメリックです。


 


 そして、夜も更け、良い子は寝る時間になったので、遊魔はぐっすりと休みました。


(シンシン、遅いにゃん)


 リックがイライラし始めた時、


「シンシンです」


 部屋の扉の向こうで声がしました。


「待ってたにゃん!」


 リックは素早く駆け寄ると、扉を開きました。そこには、遊魔に勝るとも劣らない程の布面積の少ない服を着たシンシンが立ってました。


「可愛いにゃん、シンシン!」


 リックは思わずシンシンを抱きしめてしまいました。


「お前様あ……」


 その時、遊魔が寝言を言ったので、慌ててシンシンから離れるリックです。


「代金は前払いでお願いします」


 シンシンが申し訳なさそうに言いました。リックはフッと笑って、


「はい」


 メニューに書いてあった何倍もの金貨を渡しました。


「お客様、こんなにたくさんいただきましても、私、困ります……」


 シンシンはリックがえげつないプレーをしようとしていると思いました。


「ご、誤解だにゃん。シンシンが頑張っているから、たくさん上げたいだけにゃん」


 本当はえげつない事をしたかったリックですが、血の涙を流して堪えました。


「ありがとうございます」


 シンシンは微笑んで応じ、金貨を持ってきた袋に入れました。


「あの、奥方様がいらっしゃいますが、よろしいのですか?」


 シンシンは同じ部屋に遊魔が寝ているので、驚いて尋ねました。そういうプレーなのかと思ったようです。


「そうじゃないにゃん! 僕はシンシンにそんな事しようと思っていないにゃん」


 嘘が強過ぎたので、滝のような血の涙が流れてしまうリックです。


「え? どういう事ですか?」


 シンシンにはリックの考えがわかりません。リックは精一杯気取って笑い、


「そのお金を店主に渡して、借金を返すにゃん」


 するとシンシンは、


「ありがとうございます。これだけあれば、借金を少しだけ返せます」


 仰天発言をしました。


「ええ!?」


 リックはそれを聞いて驚愕しました。


「店主には一体いくら借金しているのかにゃん?」


 リックは尋ねました。シンシンは俯いて、


「金貨十枚です」


「それだけだったら、全部返してお釣りがくるにゃん」


 リックが言うと、シンシンは、


「利子がついているので、まだ十分の一も返せません」


「何ー!?」


 もう少しで餅をついてしまいそうになるギャグが古いリックです。


阿漕あこぎ過ぎるにゃん。どんな高利貸しより悪どいにゃん)


 リックは、


「それなら、お役所に訴えるにゃん。そこまで高い利子は禁じられているはずにゃん」


 妙に常識人ぶって言いました。ところがシンシンは、


「ダメです。この町の町長は旦那様のお兄様なのです。訴えても取り合ってもらえません。今まで、何人もそのせいで死罪になっているのです」


 今まで生きてきた中で一番の悪党を見つけたリックは弟子にしてもらおうと思いました。


「違うにゃん!」


 深層心理を見抜いて発言したはずの地の文に涙ぐんで切れるリックです。


(だから、この町には妖怪がいないにゃんね。妖怪だって、そこまで酷い事はしないにゃん。許せないにゃん)


 リックはシンシンを見て、


「これからすぐに僕と逃げるにゃん。そうすれば、その地獄から抜け出せるにゃん」


 遊魔を置いていく気満々で言いました。遊魔に教えようと思う地の文です。


「ダメ、絶対!」


 号泣しながら地の文に懇願するリックです。


「ありがとうございます。でも、できません」


 シンシンはこぼれそうになった涙を拭って言いました。


「どうしてにゃん?」


 訳がわからないリックは、シンシンの顔を覗き込んで尋ねました。シンシンはリックを見て、


「幼い弟と妹達がいるんです。皆、旦那様のお邸で働かせてもらっています」


 リックは絶句してしまいました。そして、


「早く行くにゃん。いずれにしても、少しは借金が返せるなら、よかったにゃん」


 引きつり笑いをして、シンシンを送り出しました。


「ありがとうございます。このご恩は一生忘れません」


 シンシンは深々と頭を下げると、宿を立ち去りました。


(僕は無力にゃん)


 リックは自分の寝台にうつ伏せに倒れて泣きました。


 


 そして、次の日になりました。


 それでも心配なリックは、遊魔と一緒にシンシンが働く料理店に様子を見に行きました。


「いらしゃいませ」


 ところが、出てきた給仕の女の子はシンシンではありません。


「シンシンはどうしたにゃん?」


 リックが訊くと、その女の子は、


「知りません。私は今日からこのお店に来たので」


 逃げるようにして厨房に戻ってしまいました。店主がこちらを見ているので、リックは黙りました。


(シンシン……。この店を辞められたのかにゃん?)


 店主に訊いても教えてくれないだろうと思ったリックは、店を出ました。


「お前様、あの人だかりは何でしょうか?」


 遊魔が指差して言いました。


「人だかり?」


 リックはそちらを見ました。そこは大きな川の畔です。


「まさか!」


 嫌な予感がしたリックは駆け寄り、人をかき分けてその先に行きました。


「シンシン……」


 そこには、ずぶぬれの状態で横たわっているシンシンがいました。息をしていません。


「どうして……」


 リックはまた人だかりをかき分けて戻り、料理店へ走りました。


「シンシンが死んだにゃん! 何があったんだにゃん!?」


 リックは涙ぐんで店主に詰め寄りました。


「ああ、お客様、シンシンのお知り合いですか? ちょうどよかった。シンシンが残していった荷物です。引き取ってもらえますか?」


 小さな包みを渡されて、強引に店を出されました。


「これ以上嗅ぎ回ると、只ではおきませんからね」


 店主にドスの効いた小声で告げられ、漏らしそうになるリックです。


(これは……?)


 包みの中にシンシンの遺書がありました。


「旦那様によくしていただいたにも関わらず、故郷の


 那珂村が恋しくなって、仕事をおろそかにしてしまいました。


 様々な事が思い出されて、心がくじけそうです。いつも


 にこにこしてお客様に接しなければいけないので、自分の気持ちを


 殺して頑張りましたが、ダメでした。


 さようなら。いけない私をどうか哀


 れんでください。幼い弟や妹達を捨て


 るような事をして申し訳ありません。   


                   シンシン」


 リックはそれを読んで、決意を固めました。


(僕の我慢もこれまでにゃん)


 某副署長の名台詞をパクるリックです。




 そして、その夜。町長の邸の奥座敷で、町長と料理店の店主が酒を飲んでいました。


「しかし、見事な計画だな。親を亡くした子供を『善意』で引き取って、ありもしない親の借金で縛り、なかなか稼げないようにして、只働きをさせる。我が弟ながら、恐ろしい奴よの」


 町長が盃を掲げて言いました。


「それもこれも、兄上の力があればこそです」


 その盃に酒を注いでニヤリとする店主です。


「そして、いらなくなったら、自殺をしたように遺書を書かせて川に投げ込む。代わりは国中にいくらでもいるから、困る事はありません」


「笑いが止まらぬな」


 町長と店主は悪が殺される直前の高笑いをしました。

 

「続きは地獄ですればいいにゃん」


 どこからか、スケべな声が聞こえました。


「水を差すような事を言わないで欲しいにゃん!」


 一番の見せ場を茶化す地の文に抗議するリックです。


「何者だ?」


 町長が近くに置いていた青龍刀を掴んで言いました。


「悪党に名乗る名はないにゃん」


 リックはスッと天井から飛び降りて言いました。


「貴様は!」


 見覚えのある顔にムッとする店主です。


「曲者だ! 出会え!」


 町長が叫ぶと、ぞろぞろとすぐにやられてしまう連中が出てきました。


「遊魔!」


 リックが呼ぶと、


「はい、お前様」


 遊魔が天井から現れ、一瞬のうちに真空飛び膝蹴りと踵落としで雑魚達を退治しました。


 その隙に町長と店主は外へ逃げ出しました。


「逃げられやしないにゃん」


 いつの間にかリックが先回りをしていました。


「ひいい!」


 町長と店主は互いを盾にしようと足掻きました。醜いと思う地の文です。


「金なら、いくらでも出すぞ。だから、見逃してくれ、な?」


 町長が金貨が詰まった袋を差し出しました。


「そんな事で僕が許すと思ったのかにゃん?」


 真顔で応じるリックですが、


「可愛い女の子を世話するぞ。それで見逃してくれ」


 店主が言うと、つい心が揺れてしまうリックです。それでも遊魔が怖いので、何とか気を取り直し、


「ダメにゃん。お前らは許しを請うた女の子達を何人も見捨てて、平気で命を奪ってきたにゃん。だから、許さないにゃん」


 町長と店主を紅蓮の炎が取り囲みます。


「うひいい!」


 町長と店主は炎で見えなくなりました。


「地獄で閻魔様にお金で頼んでみればいいにゃん」


 リックは燃え盛る炎が焼き尽くしていく町長の邸を出て行きました。


「お前様、囚われていた子供達は皆救い出しましたよ」


 遊魔が笑顔全開で告げました。


「よかったにゃん」


 リックは微笑んで応じました。そして、


(シンシンの最後の叫びが、僕を動かしたにゃん)


 リックは、シンシンが遺書に残した暗号を見抜いたのでした。


 いつになく冴えていると思う地の文です。


 


 次の日の朝、リックはシンシンの弟と妹達を連れて、シンシンの墓を参りました。


「シンシン、安心してにゃん。この子達は、鬼子母神が預かって、立派に育ててくれるにゃん」


 リックは、その昔に出会った鬼子母神に頼んだのです。


 大きくなったら、シンシンの妹達と仲良くしたいと思うリックですが、内緒です。


「だから内緒にするにゃん!」


 遊魔が闘気を出しているのに気づき、ビビりながら地の文に切れるリックです。


 


 めでたし、めでたし。

 

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― 新着の感想 ―
[一言] いつもながらリックと地の文の掛け合いがみごとですネ! でも遊魔ちゃん捨てたらあかんよ (ノД`)・゜・。
[一言] なんだかんだ言ってもリックはいいヤツだにゃん。 シンシンが死んでしまったのはもったいない…。いや、残念だにゃん。 ま、ひと所に落ち着けない旅人のリックには桃源郷は夢のまた夢でしょうけどね。 …
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