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1節 想いは迸り突き抜ける1

 商店街の一角。法被姿の人々の前に人々が列を成していた。その先にあったのは、回転軸抽選機。1人、また1人とその場を後にする中、幼女と少年――アナと代羽聖の番になる。


「聖! 所定の位置に!!」

「はいはい」


 飽きれながらも聖はアナを抱え上げて、抽選機と同じ高さに合わせる。


「――……お前、地味に重いな」

「純度100%アナテマ製だ。何、1発で終わる」

「1回だけなんだから1回だけで終わらせてくれ」

「はぁ~~あ! 吾輩のこの手が真っ赤に燃える! 3等神戸牛焼き肉セットを掴めと轟き叫ぶ! ばあああああああああくぬぇつぅ……アナテマァァァ! スイングゥゥゥウウウウウウ!!!」

「おめでとうございます! 2等の〝新鶴崎現代美術館〟入場チケットです!!」

「ヌオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!」


 アナの悲痛な慟哭が商店街に木霊す中、聖の脳内には果楠の姿が不意に過る。


「……――ん? 美術館(・・・)?」

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