いしがない石
ども。abakamuです。
石ってよく題材には使われますよね☆
では、どうぞ☆
道端に、石がある。
道の中に石がある。
ころん
ころん
石が蹴飛ばされる
くるっ
ぽちゃっ
石が蹴飛ばされる
なすがままに蹴飛ばされる
あの石には
意思も意志も遺子もない。
ただ転がってるだけ
ただ蹴飛ばされてるだけ
ただそこにあるだけ。
―つまらない
―面白くない
―夢がない
だから
石は排水溝に飛び込む
ぽちゃん
もう一度
ぽちゃん
そこに広がるのは
遙かなる闇の世界
沈む石が浮かべる笑みに
気づくのは誰もいない。
そんな存在に、僕はなりたい。
最後の文の意味が分かった方は結構勘がいい方です。
どんな存在?という存在です。
感想よろです。