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まんけんぶ!

 君はリア充という言葉を知っているか。
 「リアル充実」の略称である。
 リア充、廃人にとってはうらやましかった存在であろう。
「自分はリアルの世界では身を置くことができない」
 そう感じた人間が、アニメ(もとい二次元)に走り、経済効果を回すという大効果を生み出すのである。もちろんNEETが増えれば、生活保護の手当ての経費がかかり、結果税金増税の問題が起こり、グッズ(フィギュア、コンサート、DVD・BDなど)を買う際にも低所得者にとって困難なものとなる。
 そんな未来が少しでも見える少し頭のいい廃人は、真面目に働き始める。そして、前と同じくグッズを買うが、それはNEETや廃人というグループから抜け出した、いわば「リア充」たるものなのである。
 しかし、皆がすべて頭がいい、というよりはそんな社会情勢に気づくはずなどないのだ。
 すなわち、そんなことに気づく廃人はそう滅多にいないのだ。
 つまり(理由を述べてばかりいるが)、廃人は減らない。入と出の差引でおそらく+の値になるであろう、ということだ。
 その廃人とは中高年をはじめとして、老人、あるいは学生といった類も入るのだ。世間では腐女子と呼ばれるのもいる。
 先に述べた類の中で、学生に注目したいと思う。
 大方、都市圏に在住する学生で、それなりにお金を持っているものに絞られてくるのは仕方がないことなのだが、部屋に大量のグッズを置いているケースがほとんど。
 いくらでもいるのだ、廃人と呼ばれる存在の人間は。

 そしてここ、私立暁中学にもいた。


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