しょぼい贈り物だな、こんなんで魔王を倒せるのかよ
※『○○○○』のところに自分の名前を入れる
王「おお、○○○○よ、よくぞ来た!」
最初に発売された『1』は、いきなりこの王の間から始まる。
王「はるか昔、勇者はこの地に降臨し、魔王を倒した。そして光の玉で魔王を封印した。
しかし、どこからともなく邪悪なドラゴンが現れ、光の玉は奪われ、伝説の聖剣は、粉々に砕かれ、かけらとなって各地に散らばった。」
なんと、伝説の聖剣は既に砕かれ、かけらになっていた。これは・・・、あれれ?
最初の『1』の時は、こんな設定だったか?
それとも記憶違いか?まさか、誰かが勝手にベーシック版の設定を変えたとか?
王「とにかく、まずは各地を旅して、伝説の聖剣のかけらを集めることだ。」
もちろん、王は自分では行かないから、俺らに依頼するわけだ。まあ、それはそれで正解かもしれない。もしこの王が自分で旅に出たとしても、どこかでやられてしまっていることだろう。
王「わずかながら、お前の旅に必要なものを用意しておいた。」
そう言って用意されたものが宝箱の中に入っているという。しかしいつも思うのだが、50ゴールドとか、こんぼうとか、たびびとの服とか、宿代くらいにしかならない金とか、装備しないよりはマシ程度の装備品とか、そういうものしか用意しない。
戦力の差は明らかで、これでは魔王軍に攻め滅ぼされても、文句は言えないわけだ。
宝箱が3つほどある。開けてみると、中には50ゴールドと、たいまつ、それから鍵が入っていた。
扉を開けるには鍵が必要で、1度使っただけで壊れてしまうそうだ。
今にして思うと、ありえないような設定だったんだな。
当時のゲーム機の性能からすると、そういう設定にせざるを得なかったというのも、あったのかもしれない。
鍵を開ける。鍵は無くなる。扉が開く。
情報聞くために、話をする。いちいち、上下左右の方向キーで方向を決めないと、話しかけることもできないという記憶がよみがえる。
どうやら、方向を決める必要は無かったようだ。
「伝説の聖剣のかけらは、6つほどのかけらになって散らばったと聞きます。」
とりあえず、今回の旅の目的は、伝説の聖剣のかけらを集めること、その手がかりを求めて、情報を聞き出すこと、だそうだ。
まずは城下町に行こう。城下町ならもっと情報を聞き出せるかもしれない。仲間もいない一人旅。気ままなものだ。
城下町は、城から目と鼻の先。ついでに言えば、ラスボス城も目と鼻の先。これがまさか、『ドラフォー』シリーズの名場面となるとは。
ラスボス城には、結界がかかり、中には容易に入れない。しかも強い魔物ばかりを配備しているだろうから、近づくことすらできない。さらに言えば、ラスボス城は絶海の孤島にある。そこに通じる橋もかかっていない。
たしか、城の姫がさらわれ、その姫を助け出すという話だったような。昔の記憶がよみがえる。
これが『ドラゴン・フォーチュン・クエスト』の第1作だというから、驚きだ。
さて、城下町に行こう。城下町には、宿屋と武器防具屋、道具屋がある。
「へい、いらっしゃい、ここは武器防具屋だよ。何か買っていくかい?」
しかし、武器防具屋に置いてある装備を見てみると、これもしょぼい装備ばかり。
『たけざお』という、最弱の武器があった。しかし値段も一番安く、10ゴールドで買えるという。
しかし、攻撃力はほとんどなく、まさに、装備しないよりはマシ程度の武器だ。
こんなんで、本当に魔王を倒せるのかよ。




