4、私のクセ「思い込み」について(2023年3月更新)
アンケート結果詳細は活動報告で紹介しています。よろしければそちらもどうぞ。
※カウンセリングや心理について記載がありますが、素人の経験・感想レベルです。
私には物事を悪く思い込むクセがある。
例を挙げる。私は仕事でミスをした。すると私は「先輩からは『使えない後輩』、上司からは『役に立たない部下』、お客様からは『原田がいる店なんか二度と利用したくない。口コミ最低評価してやる』と思われている」と思い込んでしまう。
もう1つ例を。友人Aと会って「おはよう」と挨拶する。友人は小さい声で「おはよう」と返す。それを見た私は「私と話したくないんだ」「嫌われることをしてしまった」「きっと友人BもCも同じことを思っている」と考えてしまう。
このようなことが積もり続け、いよいよ20代後半で私の心が行き詰まってしまった。よって私は有料カウンセリングを受けることにした。所要時間は1〜2時間程だ。私は予め自分の駄目なところを全部パソコンで打ち出し、印刷してカウンセラーに渡した。
カウンセラーはその用紙をザッと眺めてから、私にこう言った。「貴女には物事を全て自分が悪いという結果に持っていくクセがある。『メール返信を忘れたから後輩に見限られた』とあるが、事実は『メール返信を忘れた』までである」と。
正直言っていることが分からなかった。大事な返信を忘れた私を、後輩が見限るのは当然のことなのに。
次にカウンセラーはある提案をした。「『事実はここまで。続くその考えは思い込み』と意識することが大事だ。ここで会話して、都度軌道修正していく」ということだった。
とりあえず私は2回目のカウンセリング予約に入れた。しかし身内の不幸があり、予約はキャンセルした。それ以降再び行くことはなかった。
数年後、私が単なる興味という理由で、心理カウンセリング関連の本を数冊読んだ。とある本に心理テストがあり、回答すると「思い込み」が強い傾向にあるという結果になった。
その頃から少しずつ私の考え方はこういう流れになってきた。「私はこういうことをしたから、きっと相手は私のことを邪魔だと思っている」→「私は『私を邪魔だと相手は思っている』と勝手に思い込んでいる」と。
思い込むことは止められないが「これは想像の部分だ」と距離を置いて考えられる自分が出てきたように思う。
私は今後も「自分は何かあると自分が悪いと思い込む思考癖があるということを意識している」と、思い込みながら生きていこうと思い込んでいる。
お読みくださりありがとうございます。
次回更新頑張ります。
どこまで続けられるかは、母なる海だけが知っている。