胃腸(2024年2月)
気まぐれ投稿はじめました
私は胃腸が強い方だと思っていた。いや、強いのだ。だが、無限に強いという訳ではなかったということだ。
2023年12月30日。原田カニ一家3人は、年越しを過ごす為に私の実家を訪れた。その日は家で手巻き寿司を食べることになった。
母が酢飯を用意してる傍で、私はスーパーで買ってきた刺身を皿に盛り付ける。食い意地の張った私は、刺身の端っこ小さいのをパクっとつまみ食いした。
翌日31日。私の実家では大晦日の夜に一番ご馳走を食べることになっている。その為、朝からせっせといつもの煮物等を準備する。私も手伝う予定だった。
しかし朝目覚めて違和感。腹が痛い。ただの食べ過ぎだろうと思い、気にせず居間に行く。だが、妙に身体がだるい、吐き気がする。動けない。腹の痛みもひどくなっていく。トイレで出したものも分かりやすい感じだ。
「食中毒……?」
私は青ざめた。しかし、私以外は平気そうだ。我が子のイカも。皆、同じ皿に乗った刺身を食べていて、私だけ胃腸をくだしている。結局、症状が出たのは私だけだった。
「つまみ食いのせいか……」
結局私は手伝いも出来ず、1日中横になっていた。食事も年越しも参加せずに2023年を終わらせた。カニ鍋だったからまぁいいか……。
という訳で、私は胃腸が強いという説は覆された。身体は確実に老いている。昔のノリで暴飲暴食したら駄目だと切実に思った。
もちろん多少は食べる量を減らしていた。しかしそれは食べたらその分太る身体になっていたからだ。今後は太ることもだが、胃腸に負担をかけすぎることも意識しないといけない。
それにしても、自分の実家という一番気楽な場所で体調を崩せて良かった。無遠慮に休んでしまった。他の家族は無事で本当に良かった。
おかげで年末年始の食べ過ぎ飲み過ぎは防げたはずなのに、2月現在体重はちょっと増えている。なんでや。
お読みくださりありがとうございます。
次回更新頑張ります。
どこまで続けられるかは、母なる海だけが知っている。