表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

はたこま@短編集

熟考の総理

「総理、ご決断を」


私は焦っていた。追い詰められていた。


「私で、いいのか?」

「こうなってしまったら、総理に選んで頂くしか」


なぜ私なんだ、どうせ半年も持たない政権だぞ・・・?

どんな良い政策を進めてもマスコミの注目は皆無

たまに報道されるのは失言の揚げ足取りか、次期政権の予想ばかり。


私だって好きで総理になったんじゃない。いや、立候補は自分からしたんだが

派閥の緩衝材として、本命の引き立て役として、目立たずに散っていくつもりだった。


それが、本命の総理候補のスキャンダルにより、「流れ」で総理になってしまった。


「国民の・・・世論はどうなんだ」

「世論は無視してください、総理のお考えを強く示す時です」


そう言われてもな。


「総理、ご決断を」


ええいままよ・・・!!!!!


「私の、一票は・・・たけのこ派に。」


「総理ーーーーーーー!!!!?」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ