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隠れ少女  作者: 未知風
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最終章

短いその後の話です。おまけとして読んで下さい。

 一ヵ月後、私は再びこの神社に戻ってきた。

 目の前に例の井戸があった。

 お辞儀を二回して手を二回叩く。


「百合ちゃん。あの後、俺と紗季は結婚したよ。他の奴らもうまくやってるようだぜ」


 静かな井戸に話しかける。


「そうだ、百合ちゃんに大事な物を渡さなくてはな」


 彼女の井戸に本を置く。


「この本はここで起きたことを書いた本だよ。君が呼ばれてるように本のタイトルは『隠れ少女』。良かったら読んでな。濡れないように袋の中にくるんでおくか。なぁ、百合ちゃん」


 そのとき空から雨が降り始めた。まるで彼女が泣いているかのようだった。


「じゃあ、そろそろ行くね。他の奴らもいつか来るだろう。俺もまた来るよ。もしかしたらこの本を読んだ人たちも来るかもな。お前は一人じゃないからな」


 そう言うと雨が降り止んだ。

 私はお辞儀をして鳥居の方に行く。またお辞儀をそこでする。


 そして私は来た道を戻り、紗季が待っている家に帰るのだった。

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