ニャマタイ国の太陽
今日は、私の好きな猫塚歌劇に行って来ました。
今回は桜橘菊椿の四組のうちの菊組公演で、演目は古代猫日国が舞台の「ニャマタイ国の太陽」です。
主人公はニャマタイ国の女王ピミコの弟のウミヒコなのですが、実は弟というのは偽りで、本当はピミコの恋猫だったのです。
この時代は最高位の巫女でもある女王は結婚はもちろん恋猫がいてもいけないという決まりがあり、そのため、弟と偽りつつ、有能な戦士であり相談役として女王を支えているのでした。
偽りの日々に耐えきれなくなったウミヒコは、ピミコに一緒に逃げようともちかけますが、守るべき民を思いピミコはためらいます。
そんなとき、豊かなニャマタイ国を狙って隣のクニャ国が戦争を仕掛けてきます。
二匹はそれぞれの役割を果たしてクニャ国との戦いに勝利し、ニャマタイ国の民はピミコとウミヒコの「姉弟」をほめたたえます。
民を思い民に慕われる二匹は今や最高の同志ですが、男女の愛情としてはすきま風が吹きはじめていました。
主演の猫海ミ貴さんはすらりとした薄茶色のアグーティで、猫塚歌劇期待の若手男役です。
脇役陣も充実していて、二匹を巡る愛憎が細やかに描かれている作品です。歴史劇でありながら、恋愛劇としての見所が多いように思いました。
もちろん、大事な所は劇場でご覧いただきたいと思います。
歴史上の猫としてのピミコは謎が多く、ニャマタイ国の場所も特定はできていません。
猫日国の最高神のアミャテラス大神のモデルとも言われますが、詳しいことは全くわかっていません。
多くの研究者が謎を追い続けていますが、解明されないまま自由に想像を膨らませることができるほうが幸せかもしれない、今日はちょっとそう思いました。




