バラと観音様
今日は、大勢のお客様が駅舎の観音様にバラをお供えしてくれました。
観音様にバラというのは奇妙な感じがするのですが、猫の世界に伝わる昔話が関係しています。
昔、ある信心深い殿様が敵の騙し討ちにあって追い詰められたとき、観音様がイバラになって敵を食い止めてくれたというのです。
観音様の化身である不思議な猫が自分の毛を抜いて息を吹きかけると、その毛の一本一本が猫になって敵にとりつき、さらにイバラになって敵を絡めとったということです。
いろんなバリエーションのお話が各地に伝わっていますが、観音様とイバラと言う点は共通しています。
なので、猫の世界では観音様とイバラが結びついて考えられるようになり、それがいつの間にか、観賞用のバラを観音様にお供えする風習に変化したようです。
きょう六月一日から七日までは観音様のバラ祭の期間とされていて、各地のお寺で、観音様にバラをささげる法会が催されます。
駅舎の観音様のモデルの猫山寺でも初日の法会が行われて、平日にもかかわらず、参拝のために多くのお客様が猫山電鉄を利用してくれました。
駅舎の観音様も、夕方ごろにはすっかりバラでいっぱいになりました。
あるお客様がお供えしてくれたピンクのバラはとても香り高くて、いま、駅舎の一画は気品ある香りの空間になっています。
バラ祭に合わせて、駅舎に入っている喫茶室「ミーコカフェ」にも、六月限定でローズブレンドティーが登場しました。
こちらもぜひ、ご賞味下さいね。




