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プロローグ

ある所に1人の猫獣人の少女がおりました。少女は父親と母親と仲良く暮らしておりました。

ところが、少女が住んでいた街に流行り病が襲いかかりました。

流行り病は猛威をふるいました。


最初に病にかかったのは、少女の母親でした。少女は懸命に看病し、父親は懸命に医者に助けを求めたり薬師に助けを求めたりしました。

ですが、父親の声は誰にも届きませんでした。他にも助けを求める人が大勢いたからです。そして、それは医者も薬師も同じでした。医者や薬師達も病にかかってしまったのです。

無事な医者や薬師もいましたが、彼らには救う手立てがありませんでした。薬も治療も効きませんでした。この病は、原因不明の病だったのです。


少女の懸命な看病と父親の努力も虚しく、母親は儚くなってしまいました。

少女は泣きました。たくさんたくさん泣きました。

悲しみに暮れる少女の元に病魔が忍び寄ります。

そして、少女もついに少女も病にかかってしまいました。

父親が看病してくれますが、熱がなかなか下がりません。

そんなある時、熱で朦朧としている中、少女は不思議な夢をみました。

なんと、黒髪の少女がプカプカ浮かんでいる夢です。


「あれ?この女の子、知ってる?」


少女がそう言ったら、黒髪の少女はニッコリと笑って抱きついてきました。


「えっ!?」


いきなり抱きつかれて、少女は慌てました。でもその次の瞬間、更に慌てる事が起きました。

視界いっぱいに眩しい光が見えたのです。その光はどんどん増して更に広がっていきました。

少女は目を開けておられず、ぎゅっと閉じました。


そして、目を開けたら…。

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