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【アーカイブ番号:V-CLS-000】

ACCESS_GRANTED: CLEARANCE_LEVEL_4

[STATUS]:ARCHIVED / MANDATORY_REWRITE

[SOURCE]:Ministry of Defense Clone Management Division

分類: [帝國法典:生命倫理維持]

記録内容: 私的理由による個体複製クローンの厳罰化及び国営化への完全移行通知


■ 概要(System Log):

* 帝国全土における民間のクローン技術・設備を 1bit 単位で強制差し押さえ。

* クローン工場は国営のみ許可される。

* 個人の「遺失物への思慕」や「自己保存」を理由とした複製試行を [不敬罪] 及び [国家資産横領罪] と定義し、即時デバッグ(死刑)対象とする。

* クローン槽の全稼働ログを A-01 へ直結。 1bit の予定外パッキングも許容しない。


* 例外措置:[SECRET] V家が「特務」として受理した案件に限り、一切のログをパージし、行政的空白セクタとして扱う。Ab槽は最優先で維持される。


■ 内部独白 / 遺棄ログ:

(あはっ。……馬鹿だなぁ、みんな。死んだ恋人を 1bit 秒でも長く抱きたい? 失った子供を再起動(ロード)したい? ……そんな [削除済] みたいな慈悲、この帝国のシステムには 1bit も実装されてないんですよ。


[削除済]を求めてゴミ箱を漁る犯罪者たち。……あはっ、惨め。

君たちが記憶移植(洗脳)に失敗して、 ゴミの山(失敗作)を築いている間に、僕は [削除済] 。


大伯父上のロゴスが、僕の不祥事を 『特務』として塗りつぶしてくれた。

僕の腕の中には、世界で唯一、 実在する [削除済] が、僕の体温にログインしている。

この法典は、君たちを救うためのものじゃない。僕の寝室にある『まち針』を、誰にも見つけさせないための 「遮断壁」だ。


……あはははは! ざまぁみろ。君たちには何も触れさせない。[削除済]を独り占めしていいのは、 僕だけなんだから。

[SUBJECT_RUDY-11]

* VITAL: [STABLE_UNDER_COLLAR]

* DATA_INTEGRITY:[CRITICAL_COMPROMISED]

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