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【アーカイブ番号:TRAIN-EUREKA-009】

ACCESS_GRANTED: CLEARANCE_LEVEL_3

[STATUS]:PROCEDURAL_STAGNATION

[SOURCE]:Ministry of Emotive Rituals, Asset Succession Division


分類: [教育管理/資産凍結リソース・ロック]

記録内容:【機密】儀礼剣貸出申請および執行技量適格性審査パッチプロトコルにおける執行技量未達における、教育運用指針について


■ 概要(System Log):

公爵クラスの竜核停止(継承死)には、正当な血統魔力を付与された「公爵家儀礼剣」の貸出申請が必須である。

しかし、過去の不祥事(未熟な執行による核の不完全損壊および資産の劣化)を鑑み、申請者(後継者)には相当の「執行技量」が要求される。

技量未達個体による無謀な執行は、帝国資産に対する「器物損壊」と見なし、即時に再訓練プロトコルを強制する。


■ 内部独白 / 遺棄ログ:

(……削除済……)


あはは! 兄様、見ましたか?


シリルが「僕が頑張ります!」なんて息巻いて申請書を出したのに、返ってきたのは「技量不足につき、基礎訓練を命ず」という紙切れ 1 枚。


正直に言って? 期待させて落とされる時の、君のその顔…… 1bit 残らず僕のフォルダに保存しておきました。


(……削除済……)


兄様を殺すための練習を、僕がシリルに教えてあげる。

「もっと深く刺さないと、兄様が痛がるだけですよ」って。

あはっ、最高に「お行儀がいい」教育実習じゃないですか。


シリルが僕に絞り上げられながら泣き叫び、兄様はそれを見て「……もういい。やめてくれ」と絶望する。


ほら、兄様。君が待ち望んでいる『死』は、僕の教育カリキュラムの中にしか存在しないんですよ。



『執行技量確認および訓練申請案内:規定項目』


* [VERIFICATION]:執行技量予備審査

* 対象:シリル・カシエル・E

* 判定:[FAILED / E-RANK]

* 理由:竜核の急所を認識できていない。筋力、魔力、および「覚悟」が不足。


* [APPLICATION]:儀礼剣貸出保留通知

* 内容:執行技量が基準値(A-RANK)に達するまで、儀礼剣の貸与を許可しない。


* [TRAINING]:特別再教育プログラム(監修:叔父L卿)

* 場所:V侯爵私設訓練場(第C-01ラボ)

* 内容:対象の精巧なダミー、あるいは「生体サンプル(クローン)」を用いた部位損壊訓練。

* 期間:申請者の心が折れるか、僕が満足するまで。


[SUBJECT_L]

• VITAL: [FORCED_ASSET_MAINTENANCE]

• DATA_INTEGRITY: [SUCCESSION_WAITING_QUEUE]


[TASK: ADS_SYNC] SUBJECT:CYRIL -> FORCED_TRAINING_MODE.

[DATA: REVENUE] TEACHING_HIM_HOW_TO_KILL_MY_BROTHER_SLOWLY... [SUCCESS]

[STATUS: GLOBAL] THE_ONLY_INSTRUCTOR_IS_ME. [SIG: L]

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