【アーカイブ番号:HERMITAGE-MEDICAL-001】
ACCESS_GRANTED: CLEARANCE_LEVEL_4
[STATUS]:UNAUTHORIZED / MODIFIED
[SOURCE]:Physician, Imperial Medical Association & Researcher, Relic Research Institute
分類: [旧神遺産 /評議会依頼 / 再現性 / 帝国医学]
記録内容:帝国医師会・情念監査:[削除済] の分類評価
1、医師会による解析結果
■ 検体:[削除済]における「竜核活性化剤」の過剰投与記録
【薬品について】
* 劇薬の定義と成分:
* 本剤は、魔術炉の残渣([削除済])を主成分とする高価な劇薬。流通及び販売は帝国医師会許可必須。
* 適用:未成年者及び妊婦の竜血補強、または[削除済]の延命を目的に「年間最大1本」の制限下で運用されるべき栄養剤。
* 接種後24時間は高熱による機能停止を伴うため安静必須
【投与計画】
* 異常投与プロトコル([削除済]による執行。マザー特別許可あり):
* 対象は5歳より、「毎日」の強制接種
【投与結果】
* 結果、純血公爵家後継者に匹敵する異常な魔力(竜核硬度及び密度)を獲得。
* 24歳時点で肉体の経年劣化が完全停止。以降外見固定。
【考察】
* 医学的矛盾と「バグ」の発生:
* 健康な成人に投与する合理的必要性は皆無。評議会が主張する若返り効果は根拠なし。
*評議会が主張する「不老不死」は存在しない。劇薬の蓄積と副作用および[削除済]固有の拒絶反応が噛み合った、再現不可能な「致命的エラー」であると断定。
* 帝国医師会は本件を「バグ」として処理し、研究を放棄。しかし、高価な薬剤の供給は、評議会および公爵家の意向により「無償」で永続されている。
2、研究からの回答
■ 回答:延命剤・回春剤の汎用化要請について
評議会より再三要求されている[削除済]に使用中の延命剤の「一般普及版」の開発は、現時点をもって完全に不可能であると断定します。
経理局や評議会は「予算を倍にすれば半年でできる」と豪語されますが、これは予算の問題ではありません。「基盤となる土壌(肉体)」の問題なのです。
[削除済]が「老いず、死なず」を維持できているのは、幼少期からの過剰な活性剤投与によって細胞が「[削除済]に完全汚染されている」からです。彼の血管を流れているのは竜血ではなく、高濃度の魔力毒液に近いものです。
純血種に同様の処置を施せば、延命どころか、投与開始から3秒以内に全身の細胞が内側から爆発、あるいは精神が[削除済]の残響に呑まれて消失します。
我々研究員が叫び続けている事実を、いい加減ご理解ください。
[削除済]様は、帝国の「成功例」ではありません。「生きたまま腐敗を止められた、唯一の美しい失敗作」なのです。
「同じものをよこせ」という要求は、「同じ奇跡のバグを今すぐ発生させろ」と言っているに等しい。……これ以上、現場に不可能を強いるのであれば、研究員一同、L卿に「評議会が不適切な実験を強要している」と受理(通報)させていただきます。
[SUBJECT_L / MEDICINE]
* VITAL: [ETERNAL_FIX/ CORRUPTED]
* DATA_INTEGRITY: [ANOMALY / TOXIN]




