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後悔

作者: 敗北者

どこで人生間違えたんだろう。寝る前にふと思う。小学生の頃まではうまくいっていた。勉強も普通くらい出来て友達も沢山いた。

だとしたら中学生から間違えたのか?中学から英語という新しい言語が登場し、理解が追いつかなくなった。だが公立高校にギリギリ行けるくらいにはなんとか理解できた。だとしたらやはり高校からか?高校受験で僕はつまずいた。勉強が出来ないだけならまだ良かった。だが高校3年生の僕には勉強をする理由がわからなかった。皆んなは将来の夢の為、親に恩返しする為など様々な理由があった。でも僕にはそれが無かった。やりたい職業も無かったし、親への恩がしと言われても

恩をあまりあの親に感じなかった。小学生くらいから父親は俺を怒る時殴っていたし、母親は割と普通の親であったが僕がテストで良い点を取ろうと決して褒めてくれることはなかった。そんな僕でも大学受験の時期がやってきた。そこまで全く勉強していなかったが、大学に行かないなら就職しろと親に言われた。バイトで働くことの辛さを知った僕は働きたくはないから大学に行こうと思ったが時期が遅すぎた。それまで何も勉強せず3ヶ月程度勉強したとこでたかが知れていた。一般人が1.2年かけて頑張っているのに勝てるわけがなかった。大学に落ちた僕は家を出る事になり、あれほどやりたく無かったバイトをしながら生活している。そこから3年経った。一人暮らしの最初の時はこれから勉強して大学入って親を見返そう。このままの生活だとかなり不味いからどうにかしないと。と思っていたが、少しのバイトだけで必要最低限の暮らしをする事が楽な事に気づいてしまった。逆転したいという気持ちも薄れ、時間が過ぎてしまった。だけど最近再び思うようになった。人生このままじゃダメだ。なんとかしないとヤバいって。でも毎日そう強く思うだけで何もすることは無かった。3年も怠惰な生活を送ってきた僕には行動する気が起こらなかった。多分僕はもう立ち上がれない。だがら僕は今日を生きるためだけにバイトをし、それを繰り返し、老いて死んでいく

そして最後に思う。いつでも人生を逆転することは出来た。人生で頑張る事に遅すぎると言うことはないのだから。

僕も少しだけこれから頑張るよ

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