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瞬きを忘れた夢

作者: 貴嶋 司

昨夜見た悪夢を見て起きてしまった後、ふと溢れてきたものをメモとったものです。

ホラーという概念はなく、結果としてコレかな…という選択肢にはめ込んだので間違ってましたらごめんなさい。

僕は夢をみました。

それはまるで瞬きを忘れて映画を見ているようでした。


眠りについているはずなのに誰かと遊んで、笑って。そしてまた夜がきて眠るとまた夢をみました。


楽しい夢をみれば怖い夢もみました。


追いかけられて追いかけて追いつかれて追いついて。

石を投げられたりして目覚めて慌てて起きたけどまだ夜でした。


そして僕は眠るのでした、夢を見て笑って泣いて叫んで。それでも僕は夢をみていました。



その日の夢は、大好きなお姉さんが出てきました。でも気づいたら赤く染められてしまう夢でした。


知らないおじさんが来て、お姉さんに何かを差し出すんです。

キラッと光るものが、何度も何度も何度もお姉さんと空を往復して、気づいた時にはお姉さんは動かなくなっていました。


僕は夢をみました、お姉さんと一緒にいたおじさんが追いかけて来るのです。何度も何度も、寝ても起きてもそれでも逃れることも出来ずにただただ夢をみました。


いつしか僕は、今が夢なのか現なのか分からなくなりました。


それでも僕はある夢をみました、せめてその夢が現実(おわり)であることを願って。

微かばかりの希望(かがやくもの)を胸に、ぼくはそっと瞳を閉じ横たわりました。


僕の胸に輝くものが、どうか誰かの目印になりますように。

僕はこれからも夢をみるのです、夢に生きるのです。

それとなく暗示させている部分がありましたのでR15にさせてもらいました。

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