俺の日常生活はどうなっているのか
ギャルゲーのようなルート分岐が存在する最高にヒロインが可愛いラブコメを書きたいと思います。
ゆっくり執筆していきたいと思いますのでよろしくお願いします。
「わたし..侑介くんのことがずっと...すきだった」
俺、水織侑介16歳は今、屋上で告白を受けている。
この世で一番大好きな人に・・・
「に・・」
何だこの声は
「おに・・・」
意識が揺らいでいく
「おにーちゃ・・」
ドスン!!
「おにーちゃん!起きて!朝だよ!遅刻するよ!!」
眠い目をこすりながら妹が激しく俺の体を揺さぶってくる。
「わかった、起きるからやめてくれ!!」
まったく朝から散々な目覚めである。
妹を無理やりベットからおろし、朝食へと向かう。
時刻は朝7時半。まだまだ学校に行くのは余裕がある時間帯だ。
可愛いと人気のお天気キャスターを横目に朝食を平らげる。
ピンポーン
「ゆうくーん!おきてるー?」
チャイムと同時に外から元気な声が聞こえてきた。
素早く制服に着替え玄関の扉を開けると、きれいに伸びた髪を丁寧に結んだ元気な幼馴染が現れる。
「ゆうくんおそいよ~私ずっと待つてたんだからね~!」
「仕方ないだろ?深奈に朝から絡まれてたんだからさぁ」
深奈は俺の双子の妹で容姿端麗、成績優秀と完璧なスペックだ。
しかし重度のブラコンである。
「確かに深奈ちゃんって元気だよね~」
「元気も大概にしてほしいけどな」
そして今話しているのは同級生で幼馴染の神崎白音成績は良いとは言えないが少し天然でめちゃくちゃ可愛いし、学校ではかなり人気らしい。まあ自分にはただの幼馴染でしかないので関係のない話だが。
ちなみにこいつは重度の百合好きである。
いつもの通学路でいつもの会話を繰り広げながら学校へと向かう
これが俺の愛すべき日常だ。
しかしこの愛すべき日常はたった一人の転校生によって破壊されることとなる。