未来から来た女性6
「影川瞳どうしてここにいるの?それより何を言っているの?私が狙われている?」
「そんなに沢山聞かないでくれ。それより中に入れてくれないか」
確かにそうだ
私は影川を中に入れて鍵をかけた
「最初に何が聞きたい」
影川は落ち着いた態度で椅子に座っている
「じゃ何でこんなことにいるの」
「緑山貴様と協力して敵を迎え撃つための作戦会議をする」
敵を迎え撃つためと言ったのか
「ところで何で私の事がわかった」
「あんな殺気を出していたらわかる」
私はそんなに殺気だっていたのか
訓練が足りないか
「じゃ私が狙われているって」
「言葉通りだが」
「まさか!」
「そう緑山はブラックファイルに載せられた」
「何故?」
「わからないか。私を殺るのに失敗したからだ」
それだけの理由で
「あのタイミングで私を殺らなければいけなかったもう歴史は変わっている」
私はふらふらと窓に近寄ろうとして
「緑山窓に近寄るな!」
影川は私を押し倒すと頭上を何が通過して壁に当たった
「緑山伏せたまま移動しろ」
「何が起こったの」
「狙撃されたらしい」
離れながら窓ガラスをみると弾丸が通った穴があり壁をみると弾丸がめり込んでいた
それを見てある人物が浮かんだ
レッドワールド
狙った獲物は逃がさない
「緑山とりあえずここから逃げるぞ」
影川は私を立たせると警戒しながらドアを開けた
「どうやらまだここには来ていない。早く出て安全なところに」
私は影川に連れられて廊下に出た