未来から来た女性4
「まあ立っていないで座ったらどうだ」
「いやこのままでいい。いつ襲われるかわからないからな」
「わかった。じゃとりあえず銃はしまってくれ」
「無理な相談だな」
「わかった。じゃこの写真を見てくれ」
一枚の写真が渡された
そこには
「この真ん中でピースしているのは影川瞳だな」
「そうだ。影川はいい。問題はその横にいる女性の方だ」
よく見ると控えめにピースしている女性がいた
「これはまさかと思うが」
「そのまさかだ」
「失敗したのか?あいつが。緑山楓が」
「影川の抹殺に失敗したと部下から連絡が入った」
「それでこの写真は」
「緑山が裏切り影川についたって感じだな」
まさか?あの緑山かんして
「それを見てさっき委員会が緑山をブラックファイルに」
「それで私に何を?」
「二人を抹殺してほしい」
「抹殺?一度の失敗でか」
「そうだ。あれが最後のチャンスだった。しかし緑山は失敗して逃した」
「ほんまにこうなるのか」
「その写真が証拠」
俺は少し考えて
「わかった。抹殺してくる」
「失敗はわかってるな」
「俺は誰だと思っているかね。世界一のスナイパーレッドワールドだぞ」
「だから頼んでいる。それと他言無用で」
レッドワールドは振り返らずに手を上げて答える
さあ緑山影川狩りの始まりだな
焦る気持ちを押さえてタイムマシーンに乗り込んだ